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ゆったりとたっぷりと授業をしたい
Google for Education認定トレーナー/コーチの笠原です。
高校一年生の授業をゆったりと進めています。特別なクラスを受け持っていることもあって、少し方向性についてはまだ迷っています。
一人一人の人となりが分かるようなことを今は取り組んでおり、そこから見えてきたことを踏まえてどうしようかなと悩んでいます。
高校の国語の授業は中学校のころに比べると急に難しくなります。そういうハードルの高さを言い訳にして小難しいことをやり始めたら高校の国語としては残念だろうと思っています。
一方で、抽象的で自分の生活を離れたところにある問題を扱うことが出来ることも高校生らしさだと思うからこそ、どのような授業で進めていくことがよいのかを迷います。
自分が悩むときに、何度も読み直す本はいくつかありますが、今の自分の気分としてはこの一冊。
「対話で学びを深める」という一言に重みがあります。
最近の流行だと「個別最適」という言葉がありますが、それと対になるのが「一斉授業」であるという意見もあります。
しかし、この本の授業の様子、教室の空気感を読むと、そのような二項対立は偽問題であるように感じます。
他者がいる、学ぶ場としての教室。
そのために指導者である自分はどこにいて、何をなすべきなのでしょう?
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