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6月といえば株主総会

6月というお題での企画を発見した。
6月と聞いて頭に浮かんだのが株主総会であった。

細かい事情は省略するが、日本では多くの企業が4月~翌年3月末を事業年度の単位としており、概ね決算日から3か月以内に開催される。つまり決算日から3か月目にあたる6月は株主総会が多い時期なのである。

株主総会の思い出

 noteでいろいろと書き物をするようになってから1年半ぐらいが経過したが、自分の中で大きな転機になったのは去年の6月、ちょうど株主総会の時の話であった。

『聞く力』と『伝える力』 株主総会に参加して得た学び|テツノトリ (note.com)

上記リンクの記事で去年いろいろと書いたが、本当に学ぶべきことが多かった。なお、この記事以上にビュー数を稼いだ記事は未だにまだ書けていない。

株主総会での質疑応答の注意点

『お題』を意識して質問する。

 大勢の方が挙手するため、話が長くなり過ぎないように気を付ける。長くても1~2分程度に留める。2分でも長いかもしれない。そのためには質問の『お題』、つまり何のテーマの話について質問したいかを明確にしておく必要がある。
 株主総会での質疑応答というのは、事業の経営にかかわる部分の話である。個別の商品サービスの細かくなる話は聞かないほうが良い。壇上にいるのは取締役でビジネス全体を統括しているが、細かいこと現場のことがわからないからである。どうしても細かいことを言いたければ、細かいことを言いたいが窓口がないのでなんとか拡充してほしいとでも言うほうがマシである。細かい点についてどうしても質問したい場合は、簡単にその具体例を挙げるにとどめて、大きな括りの『お題』に言い換えて質問を組み立てるべきである。

本当に質問したいなら事前にメモ必須

『人前で簡潔に発言する』、というのは実は割と難しい。大勢の人前で発言する機会というのは実際ありそうで意識してそういう機会をもつようにしないと実際はそんなにない。講師やセミナー経験が豊富な方でもない限り、言おうと思った通りにはできなかったというほうが大半である。ということのほうが通常多い。メモを事前に作っておいたほうが良いが、メモを注視しすぎておまえは何を言っているんだ?状態にならないように気を付ける必要もある。実際に話を聞いてみて質問したいことがでてきたということもあるが、実際にそこで質問できる人はごくわずかである。

質問しなくてもメモ推奨

 他の方がいい指摘をされたりする、そこから得られる情報が実は大事な情報だったりすることが割とよくある。会社によっては、毎年参加してブログ記事を書かれている方もいたりする。noteやっている人からすれば、記事のネタ探しにうってつけではある。椅子だけずらっと並んでいたり、映画館やホールみたいな場所をイメージしてもらえるとわかりやすいが、机がないのが基本なので、バインダーはあると非常に便利である。
 また、会場内は写真撮影禁止な場合がほとんどなので、会場での指示や注意には必ず従うこと。入り口付近の看板で皆さん記念撮影をされているので、それを見出し写真に使うのが無難ではないかと思う。

株主総会に参加した経験が活きた場面

企画への応募

株主総会での体験をもとに昨年noteの企画に応募してみたら受賞した。まさかすぎたのでびっくりしたが、とりあえずやってみるというというのは大事だと痛感した。

推したい会社『任天堂』|テツノトリ (note.com)

資格試験

去年の6月はちょうど行政書士試験という資格試験の勉強中で、会社法をそれなりに勉強したいと思っていた。この試験では商法会社法が出るには出るが、合わせて5問、300点中の20点分しかないので捨てる人も割といるらしい。とはいえ試験後の実務的なところでやっぱり押さえておく必要があったりするわけで、試験後のことを考えてもやはりある程度では勉強しておくのが望ましいと思う。勉強するにしてもどこかのタイミングで短期集中して必要な部分を凝縮して勉強するのが良い。時期的にも直前期すぎない6月に一通りやってしまうのがオススメでもあったりする。

おかげさまで、会社法の部分は解いている最中に株主総会での風景を思い出し、択に勝ち5/5の満点、その他の科目も含めて全体でもオーバーキルした。180点とったら合格だけども、そのあとちょっとが割ときつい試験なだけに、取りこぼさずにできることでやれる範囲のことは可能な限りやっておくというのはとても大切だった。

未来の行政書士試験受験生へ送る受験記録(R5.記述抜194点.最終242/300点)|テツノトリ (note.com)

株主総会に参加するためには?

 6月に開催される株主総会に参加するためには3月末頃に会社毎に決められた基準日を跨いで一定数以上の株を保有していることが条件となる。株主総会での議決ができる最低単位である1単元は基本的に100株、時期と会社にもよるが数万円~数十万円ぐらいは必要となる。そんなわけで少し軍資金は必要となる。まぁ値段が変動するが、そこさえ跨いでしまえば売ってしまってもよい。

 なお、開催されるのが平日の午前中から昼前ぐらいが割と多い。なので仕事を休んで等しなければならなかったりなので、そのあたりは割とハードルが高いかもしれない。

最後に

 今年の株主総会の話はないのか?と思われるが、私が行く予定にしている株主総会が開催されるのは全て月末週に集中しているので、参加したらまた記事を書こうかなと思う。

 株の運用で利益を出したいと思いつつ、一方で近場で株主総会をやっていて株主総会に足を運んでみたい企業を優先してたまに株を売ったり買ったりしているので、投資のやり方としては素人もいいところ、最早趣味の一環に等しい。とはいえ、そういう株の買い方もないわけではないというのが紹介できれば幸いである。

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☔️この記事はクロサキナオさんの企画参加記事です☔️
#クロサキナオの2024JuneJaunt

https://note.com/kurosakina0/n/nc219c459e047

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