手記のこと・私のこと
私がなぜ、この手記を書こうと思ったのか。
私は年齢が50代で現在は一人暮らしの独身。
半年前に今の土地に引っ越してきたばかりで、まだ近隣にすぐに助けてくれるような友人知人が出来ていない状況でした。
パートの仕事をしていたのですがそれだけでは生計が成り立たず、私がcovid-19に羅患した時点ではパートの仕事と派遣の仕事のダブルワークをして生計を立てようとしているところでした。
また、以前会社経営を失敗した時に背負った借金の清算を決意して弁護士の方に相談をしており、その関係で自家用車も手放すところでした。
あなたがもし、このような状況の中でcovid-19に罹患し、その後も症状が続いたとしたらどうするでしょうか?
正規雇用であれば会社に相談することでもしかしたら解決することがあるかもしれませんが、非正規の場合は働き方によりますが多くの場合会社からの補償がありませんし、公的な補償があったとしても申請してから日数がかかるもので、予定の給料日にその分のお金が入るものではありません。
それでも、借金ができるのであれば短期的には繋ぐこともでき、出来るだけ金利を安くするために公的なもので借りることもできるはずですが、債務整理の準備に入っていたために新しく借りることは難しい状況です。
実はここまでいろいろ重なっている状況というのはそうそうないはずなのですが、どちらか一方だけだとしても知識がなければ困ってしまう状況でした。
幸い私の場合は過去にうつ病から回復をした経験や福祉的な仕事をした経験から、今回の病状に対して冷静に判断をして、どのような資源を活用したらこの状況でも生活を維持し立て直せるのかと考えることができました。
それでも、罹患後症状が出ている中でこうした作業を行うことは大変でした。
役所や病院、職場などへ赴いては、翌日ダウンしていることも多々ありましたし、今でも用事のため遠くへ行くと翌日に半日横になってしまうことも少なくありません。
もし知識がなければ途方に暮れていたでしょう。
また、羅患後症状に対してもどのように対処していいかわからずに頑張りすぎてさらに悪化していたかもしれませんし、精神疾患に罹っていたかもしれません。
そんなことを考えていると私にできる事は、同じような苦労を抱えている皆さんがどんな時にどんな所にどのようなことを頼ったらよいのか、その方向性を知るための一助として私の知識や経験を使ってもらうことだと思いこの手記を書いています。
たまたま、立ち上げはしたがあまり動かしていないNOTEがあったので、これを使って書いていこうと思います。
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