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幸せは、一貫性。

幸せになるには、一貫性が欠かせない。

一貫性とは、「ぶれない」ということ。

ぶれがなくなれば心が安定するし、心を安定させられれば幸せが身近なものに感じられるようになる。

自分にとって何が大切か。

この「何が」をぶらすことなく生きることができれば、自分の望む幸せを手に入れることができるだろう。

この「私」が、「どうなりたいか」、「どう生きていきたいか」、それを明確にした上で、その思いに合わせて一貫性を保った言動を取ることで、自分が望む幸せを手に入れることができるようになる。

とはいうものの生きていると、自分が望む思いとは異なるような現象が往々にして起こるものである。

そういった出来事によって、人の心は揺れ動いてしまったりする。

では、なぜそういった現象が起こるかというと、それまでの生き方が今という瞬間に反映されているからである。

このため、自分はこうなりたいと決意したなら、その思いに一貫性を持たせた言動を取り続けることが鍵となるし、自分の思いにぶれを生じさせることなく、一つひとつを丁寧に対応できるようになると自分の望むような現象を自ら生み出していけるようになることだろう。

そして自分の心が揺れてしまう状況の中でも、自分の思いに忠実に一貫性を持って対応できれば階段をひとつ上がることができるようになり、その分、楽に生きていけるようになっていく。

大切なことは、常に心の状態に微調整を加えながら、こうなりたいと思う自分の姿に近づけていくこと。

そういった、微調整を加えながら自分の思いのぶれ幅を狭めていくことで、理想とする幸せに近づけていけるようになるだろう。

とはいえ、自分がこうなりたいといという思いに反した行為をすれば、「ステイ」の状況が創られるし、その「ステイ」の状況を超えることができるようになるまで、似たような現象は何度でも起こってくることだろう。

この「ステイ」の状況を越えること、これがいわゆる成長ということになり、この成長を繰り返し行っていくことで、自分の望む幸せを手に入れることができるようになる。

「ステイ」の状態が起こるということは、自分の思いに対して一貫性を保てていないということである。

この世界で起こる現象は、心が揺さぶられるものばかりである。

しかし、そういった中でも自分の思いに一貫性を保つことができれば、幸せを手に入れることができる。

ぶれが大きいと、幸せになるのは難しい。

ぶれとは、心が不安定であるということであり、常に感情が上下動している状態といっていい。

しかし、ぶれ幅を小さくして常に心の状態を一定に保てるようにしていけば、安定した心持ちで生きていけるようになる。

心の状態を安定させるということは、一定の波動を出し続けるということであり、意図して同じ波動を出し続ければ、自分の望む幸せに標準を合わせて生きていけるようになる。

幸せとは心の状態が安定しているということであり、どんなときでも心の状態を一定に保てるようになれば、自分の望む幸せに最短距離で到着できるようになるだろう。

そうなるためにも、目の前に起こる現象が自分の心の揺るがすようなことがあっても、自分が理想とする「在り方」を選択し続けることが最善の生き方となるといっていい。

そうなるためにも、まずは自分が「どう在りたいか」、「どう生きたいか」を明確化する必要がある。

この「どう在りたいか」という思いが、自分の軸となる生き方になり、この「どう在りたいか」という思いを軸にして、一貫性を保って生きていけるようになれば、自分が望む幸せを手に入れることができるようになる。

「どう在りたいか」は、抽象度が高ければ高い方がいい。

なぜかというと、抽象度の高い意識はすべてを包括する力があるからだ。

また、抽象度の高い意識は、常に安定した意識でもある。

例えば、前回の記事で書いた「柔和」な意識で常に過ごせるようになれば、柔らかく調和のとれた現実を自ら創り上げることができるようになる。

そういった意味でも、自分が「どう在りたいか」、「どう生きたいか」を熟考した方がいい。

例えば、単に「お金持ちになりたい」では、一貫性を保つことが難しくなる。

なぜなら、お金ほど人の心を惑わす材料になりかねないからだ。

お金の有無以前に、どんな自分で生きていきたいか、どんな日常を過ごしていきたいか、といったことが大切であり、そういった思いが自分にとっての「幸せ」という一貫性を創り上げる。

幸せは、自分の心の状態が生み出すものであり、お金はその心の状態に付随するものでしかない。

大切なのは、心が満足していることであり、幸せは心の満足を継続させることで得られるものである。

いずれにせよ、自分の思いに一貫性を保って生きることが、幸せになる近道といっていいだろう。

あなたが「愛」で生きれば、あなたは「愛」を配ることができるようになり、あなたが配った分だけの「愛」を受け取ることができるようになるだろう。

あなたが「調和」で生きるとき、あなたが配った「調和」によって、あなたが幸せになることができる。

あなたの軸となる思いがあなたの世界を創り出し、あなたの世界を豊かにする。

だからこそ、あなたの思い、つまり、「私の思い」に一貫性を持たせることが大切なのだ。

「自分」とは、自分で創り上げるものである。

自分を自分の意思で創り上げ、その思いを大切に保つことができたとき、人は誰でも幸せになることができる。

幸せは、一貫性を保つことで創られる。

どんなときでも落ち着いて、客観的な視点で自分を観察し、日々を丁寧に過ごしていけば幸せが自然と身近なものになることだろう。

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