今ここを喜びで生きること、それが人生の攻略法
よくいわれることだけど、僕らはゲームの中の主人公の感覚で自分を生きている。
ゲームとは、いろんな課題を克服することでゴールにたどり着くようになっている。
課題のないゲームは、ゲームにはならない。
ゲームはクリアすべき課題があるからこそ夢中になれるし、難局をクリアしようとして試行錯誤するからこそゲームは楽しめるものだ。
もちろん、試行錯誤の中に苦しさも存在する。
しかし、その苦しさも難局を打開できると喜びに変化する。
だから何も知らないでゲームを始めた方が喜びが大きい。
ゲームの攻略本を読んでしてしまったらゲームを心から楽しむことはできない。
何も知らない状態で、ゲームの主人公になりきってゲームの中で奮闘するから勇者になることができる。
ゲームの主人公として奮闘している自分とは、いってみればアバターの自分といっていい。
このアバターの自分が、まさにこの地球上で人間として、今ここで生きる自分になる。
その一方で、この地球上でゲームを始めようと思い立った自分がいる。
このゲームを始めようと思い立った自分とは、スピリットの自分といってもいいし、ハイヤーセルフの自分といってもいいだろう。
このハイヤーセルフの自分が、アバターの自分を創って地球上に送り込む。
このゲームを始めようと思ったハイヤーセルフの自分は、実際に難局を迎えているわけでもないし困難の中にあるわけではない。
課題に向き合って試行錯誤をしているのはアバターの自分であり、そのアバターの自分を操っているハイヤーセルフの自分は、アバターの自分がどのように課題をクリアしていくかを眺めている。
ハイヤーセルフの自分は攻略方法を知っている。
ハイヤーセルフの自分がゲームをデザインし、その上でアバターの自分を地球上に送り込んでいるからだ。
我々は、日々、アバターの意識の中で生きている。
アバターの自分は日々、試行錯誤しながら苦しんでいるけれど、ハイヤーセルフの自分はそんなアバターの試行錯誤をしている様子を楽しんでみているといっていい。
我々の試行錯誤を通じて、課題を克服しながらアバターの自分が強くなっていく姿を喜んでいる。
つまり、アバターの自分とハイヤーセルフの自分は、同じ自分だけれど見方が異なっているのだ。
同じ一つのゲームをしているのにも関わらず、アバターの自分とハイヤーセルフの自分の意識が違っている。
もちろん、ハイヤーセルフの自分はただ傍観しているわけではない。
日々、アバターの自分にメッセージを送っている。
しかし、アバターの自分はそのメッセージに気づくことができない。
なぜかというと、自分にはハイヤーセルフというゲームを創って操作している存在がいると知らないからだ。
ただ最近は、アバターの自分には、自分よりも大きな存在というべきハイヤーセルという存在がいることが認知されるようになっている。
この認知によって、アバターの自分がハイヤーセルフの自分との差異を埋め、ひとつになることを試みるようになっている。
「自分とは何なのか?」というと、実は、ハイヤーセルフの自分が本来の自分であり、アバターの自分とはいわばゲームを楽しむためのかりそめの自分といっていいだろう。
つまり、自分に気づくということは、自分とはアバターではなくハイヤーセルフだったんだということになる。
そして、自分がハイヤーセルフだったということに気づくことができれば、今まさにしている試行錯誤も楽しめるようになる。
アバターの自分は、山あり谷ありの世界に生きているけれど、それを見ているハイヤーセルフの自分は、暖かい部屋の中でモニターを覗いているようなものであり、ハイヤーセルフの自分は、常に安心・安全の世界にいる。
だから、自分とはアバターの自分ではなく、ハイヤーセルフの自分だったと気づくとき、安心・安全の世界の中で過ごせるようになる。
今ここで試行錯誤している自分は、実は夢中になってただゲームを楽しんでいるハイヤーセルフなのだと知れば、ゲームそのものを気楽に楽しめるようになることだろう。
しかもアバターの自分とハイヤーセルフの自分がしっかりと繋がっていると認識できるようになると、ハイヤーセルフの視点を活用しながらアバターの自分を生きれるようになる。
アバターの自分は、今、ゲームの何ステージ目をやっているのかを知ることができないけれど、ハイヤーセルフの自分に繋がることができれば、今、ゲームをどの程度クリアできているか知ることができる。
あるいはアバターの自分がハイヤーセルフの意識を持って生きられるようになると、このゲームの設定を知ることも可能になるだろう。
そもそも何を目的として、この地球上で生きているのか。
この地球で何を学ぶためにアバターとして生きているのか。
こういったことを知ることができれば、真摯に自分の課題に向き合っていくことができるようになる。
アバターの自分とハイヤーセルフの自分との繋がりが太くすることができれば、瞬時に今必要な情報を得ることができるようにもなるだろう。
ハイヤーセルフの自分は、アバターの自分が気づくような伏線を散りばめているから、自分が何を学ぶためにこの地球に来ているのかを知ることができれば、その伏線を容易に回収できるようになっていく。
では、アバターの自分とハイヤーセルフの自分との繋がりをどうすれば太くすることができるようになるのか。
アバターの自分とハイヤーセルフの自分との乖離をどのようにすれば埋めることができるようになるのだろうか。
それは、アバターの自分とハイヤーセルフの自分との感情を一致させればいい。
水と油は分離するけれど、水と水はひとつになれる。
苦しみと楽しみは反発するけれど、楽しみと楽しみは同化することができる。
つまり、ハイヤーセルフの自分が楽しんでゲームをしているように、アバターの自分も今この瞬間を楽しんで生きていけば、二つの自分の繋がりを太くすることができるようになる。
そうやってアバターの自分とハイヤーセルフの自分を同化させ、ひとつにすることができたとき、アバターの自分が今経験している課題も難なくこなしていけるようになるだろう。
ハイヤーセルフの自分は、アバターの自分に「楽しい」といった感情が正解だという合図を出している。
だから、人は楽しんで生きるとき運気が上がっていく。
楽しんで生きていると苦労することなく必要な情報を得ることができるようになったりする。
楽しんでいると運気が上がったり、必要な情報がすっと手に入れられるようになるのは、自分とハイヤーセルフの自分との繋がりがよくなっていくから。
だから、日々の生活を楽しんで過ごし喜びの中で過ごしていけば、今何をすべきかが分かるようになるものであり、それを淡々とこなしていくだけで、自然な形で課題をクリアできるようになっていくことだろう。
そのためにも日々の生活を楽しむべきだし、喜びの中で過ごして行った方がいい。
日常の些細なことの中からでも、喜びを見つけいけるようになれば、今ここの自分と魂の自分との繋がりをますます深めていくことが可能になるだろう。
毎日を愉快に生きることができれば、それだけで人生がスムーズに運べるようになっていく。
今ここを愉快に楽しんで喜びで生きること、それが人生の最大の攻略法なのだ。
いつも笑って過ごしている人は、それだけで上手くいく。
それは、楽しんで喜びで生きれば、アバターの自分とハイヤーセルフの自分に自己一致が起こるからだ。
そして、意図して楽しんで喜びで生きていけるようになると、アバターの自分のままクリエイターとして、この地球での人生を楽しめるようになっていく。
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