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文章を書くことを学ぶ:文章を誰かのために考える

前説

 文章をノート、メモ帳に書くだけで終わらせない理由は何?なぜ、発信しているの?それは、誰かのために、自分のためになることを発信するためですよね。自分は意識していると思いますが、今回は自分ではない、誰かのためにどう描くべきかを読み解いていきました。

著者:中野 巧

情報を発信が影響力を持つには

 情報を発信し、その影響力を与えいるには「誰に」「何を」「継続」して伝えるかという3要素が重要になる。

「誰に」×「何を」×「継続」=影響力

 掛け算故にどれか1つの要素でも明確(大きい数字)にすれば影響力は高まっていきます。何を伝えるかについては、対象の章があるのでそれを読んだ際に。継続についてはいったんまとめたものが下記です。

誰に伝えるかについて記述していきます。

誰に向けて発信しているか

 知識の深さと人口を考えたとき、より深い知識言い換えれば難しい、専門的な知識を求める方は限られていきます。逆に、入門的な簡単な知識に対しては求める人口は増えていきます。
 届けようとしている情報に精通しているほど、伝え方を気を付けないと「届ける相手」と「届ける情報」のミスマッチが起こります。
 詳しく言いているのにわかってくれないっというジレンマが発生してしまいます。

 情報発信を続けていくと、発信者としては常に新しく情報をもしくは続きという意味でより詳しい情報を発信しようとします。ですが、求められている情報はより詳しい情報、難しい情報でないことがあるのです。 
 時には、あなたの当たり前に価値が見いだされることがあるのです。

ペルソナを使わない方がよい理由

 ターゲット設定を行う際にペルソナという考え方があります。
 ・ペルソナ:役者が用いた仮面。集合的無意識(普遍的無意識)
 ターゲット設計のペルソナとは、サービスや製品、Webサイトのユーザーを調査し、その結果を分析、統合した格の人物、ユーザーを代表するモデルを作ることです。
 精密な分析、統合を行えればペルソナを利用することで的確なターゲット設定を行い、対象に響く情報を作成できるようになります。ただし、ペルソナを作る際に、自身の都合や分析の偏りが発生してしまうとターゲットにブレが発生してしまいます。
 特に、自身の都合の良いペルソナは気付きにくい上に皮算用になりやすくなります。

 また、ペルソナを精密に設定することは文章を書く以上の能力が求められます。文章を書くための本ですのでペルソナ設定のために時間を割くのは方向性が違うかなと…

具体的な読んでほしい人を想定

 そこで、ペルソナを使わずに文章をより良くするターゲット設定の方法を紹介します。それが、「実在するあなたの知っている人」になります。
 そのターゲット設定を目指し共感、伝わりやすい文章を書くことで、その人を引き付ける、その人と同じ属性の人を引き付ける文章を書くことができます。

 具体的なターゲット設定があなたの出会い大利賞の顧客を引き寄せる力になります。

感想

 この分野読んで、「誰に」をほとんど考えていなかった。同年代(30代)の本を読む人という自分を基準に考えていた。自分を基準にすると考えやすいとは思うが、相手を考えるという過程がないのはいかがなものかと…
 同期、同学年等々に読書家の方は…あまりいないな。逆に「読まない人に読んでもらうために」を意識して書くことが良いかもと思う。

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