「この場所があるから、もう大丈夫だと思えた」公式シスターによるメンタリングたまさん体験談
こんにちは!公式sisterです。
sisterでは、公式シスターによるメンタリング(アルファ版)を実施しています。少しでも興味を持っている方はこちら体験メンタリング30分をお申し込みください。
体験メンタリング後に「物足りないな」「もう少し話したいな!」と感じた場合は継続版に申し込みすることも可能です!
さて、前回のメンタリング体験談では、manaeさんのご協力のもとメンタリングの雰囲気や具体的な流れなどをお伝えしました。(前回の記事はこちらから)
今回はメンタリングの感想の他に、体験メンタリング→継続メンタリングの流れや雰囲気についてもお話しします。
というわけで体験メンタリング後に継続メンタリングを申し込みしていただいた、たまさんにお話を伺いました!
誰かに決められたんじゃなく、私が決断できた
ーー本日はよろしくお願いします!まずは簡単な自己紹介と経歴を教えてくれますか?
たまさん(以下敬称略): よろしくお願いします!名前はたまです。新卒の時にSlerとして今の会社に入社して、今年で6年目になります。業務の大半は保守だったのですが、新規プロジェクトの開発に1年弱携わったり、PMを任されたりしてきました。
ーーありがとうございます。ちなみにメンタリング後、調子はどうですか?
たま: webエンジニアとしての転職が決まりました!今の会社にも説明済みで円満退社って感じです。
ーーすごい!よかったです!Slerからweb業界ってIT業界の中でも異業種になるし、結構難しいですよね。私も全く同じ状況だったのですごくよく分かります……。たまさんが転職に成功して本当に嬉しいです!
たま: ありがとうございます(笑)
ーーたまさんは保守の経験だけではなく、PMや開発の経験もあったので順調にキャリアを積み上げてるイメージがありました。
たま: それが実はそうでもなくて、自分の中ではキャリアが積み上がっている実感がありませんでした。新規プロジェクトやPMの経験も、社内に人が足りないからという理由でやっていたので、バリバリ書いてキャリアを積み上げていった感じではなかったんです。
ーーそうだったんですね。じゃあ、今回sisterのメンタリングに応募してくれた理由もそういったところにあったんですか?
たま: はい。キャリアが積み上がってないんじゃないか?というのも理由の一つとして転職を考えていて、でも転職活動するにしても方向性で悩んでいました。そこでsisterさんのテストモニターの話を見つけて、30分の体験メンタリングに応募しました。
ーー実際にメンタリングを受けてみてどうでしたか?
たま: 良かったです。メンタリングの流れが決まっているのも、何かしらの解決が見つかるっていうのもいいなあと思いました。次に進もう!という気持ちになれました。
ーー雰囲気とかはどうでしたか?1on1だと心構えされる方も多いんですよね。
たま: やっぱり最初は緊張しますよね(笑)でも、フランクに話してくださるので、緊張はだんだん解き解されていきました。雰囲気としては、あまり決めつけない感じがよかったです。私が結構色々と悩んでしまっていて……。そういう時ってこうした方がいい、と決めてもらった方がいい場合もあると思うんですけど、そうじゃなくてちゃんと私の悩みを分解して、整理して、選択肢を作ってくれて、この中からどれがいいですか?って提示してくれたので、誰かに決められたんじゃなく、私が決断できた。自分で決められたって気持ちになれたのがありがたかったです。
ーーなるほど。私は上下関係のないメンタリングを意識していて。先輩とかとの1on1だと上下関係があって「こうした方がいいんじゃない?」とかって言われると思うんですけど、そうじゃなくて、同じラインに立って、フラットな目線で事実を伝える。私が決めることはしない。そうすることでメンティさんが本当にやりたいことを自分で選べるようにする。そんな意識はしてます。
たま: たしかに。話をしていても、否定されないだろうなという心理的安全性がありました。もし間違えたことを言ってもちゃんと訂正してくれるだろうな、と。そういうところも良かったです。
気持ちの面で割り切れた
ーーたまさんは、体験メンタリング後に継続メンタリング(有料)に申し込みしてくれてますよね。
たま: そうですね。1回目のメンタリング後、転職活動をしている中で2社ほど内定をいただき、どっちにしようかで迷っていた時期があって、自分一人で決めるのが不安だったんです。それで話を聞いてもらおうと思って継続メンタリングを申し込みました。
ーーありがとうございます。ちなみに、「もう一度sisterのメンタリングを受けよう」と思った理由を教えてもらえますか?良いと思ってくれたからだとは思うんですけど(笑)
たま: 何かしらの結論が出たり、何かしら先に進めるんだろうなという信頼があったのが大きいですね。体験メンタリングのときも、継続版と近い形でやってくれてたと思うんですけど。
ーーそうですね。体験メンタリングも継続メンタリングも目標を最初に決めて、色々話して、次にやることを最後の方に決めて、お互いフィードバックし合うという流れは同じにしてます。違うのは時間の長さくらいですかね。
たま: その体験メンタリングで得られるものがあって、有料になっても何かしら得られるものがあるんだろうなあ、と分かっていたので、2回目のメンタリングを受けることに決めました。あとはオンラインだったから気軽に申し込めたのもありますね。どっかで集まらないといけないって感じだったら腰が重かったかもしれないです。
ーーありがとうございます。ちょっと答えにくいかもしれないんですけど、継続版メンタリングは、体験メンタリングと違ってお金を払う必要があったと思います。その、お金を出してメンタリングサービスを受けることに対して抵抗はなかったですか?
たま: 抵抗というか、気持ちの面で割り切れた部分があります。お金を出して話を聞いてもらうことによって、友だちに相談した時に感じる「個人的な話に付き合わせて悪いなあ」という申し訳なさとかがなく、「お金を払ってこの時間は話を聞いてもらう」と気持ちを割り切ることができ、集中して話せました。
ーーなるほど!確かに。言われてみればそうですね。友だちとかに相談する時って遠慮しますよね。「私ばっかり話しちゃって申し訳ないな」とか!
たま: そうなんですよね!人の話も聞かなきゃ、とか(笑)
ーーお金を払うことで気持ちが割り切れて、自分の話に集中できる。これは大きいかもしれませんね。
たま: そうですね!あと、継続版では最後にフィードバックをいただけるのがすごいありがたかったです。今日も貰ったフィードバックを見返して、「そういえばそうだったな」って色々思い出せました(笑)形に残っているからこそ、その時に自分が感じていたこととかを思い出せるのでありがたいです。
ーー問題が解決しちゃうと「わーい!」って気持ちが勝って、悩んでたときのこと忘れちゃったりしますもんね(笑)
たま: そうそう(笑)忘れちゃう(笑)でも、忘れちゃいけないこともあるので、すごく助かりました。
ーーフィードバックはたまに見返して、その時のことを思い出すのにちょうど良いのかなと思います。
【公式シスターによるメンタリングのテストモニターを募集しています。】
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私はずっと味方でいる
ーーメンタリングの前と後で、環境や心境の変化はありましたか?
たま: わかりやすいところで言うと、転職先が決まったってところですかね。内面の話でいうと、以前は自分のことを信頼してなくて、自分の決定にも自信がなかったんですけど、メンタリング後に転職先も決まって、自信を持って「転職先はここにする」と家族に伝えられました。
ーーそうだったんですね。自信を持って伝えられたという話が聞けて良かったです。
たま: ありがとうございます。メンタリングを受けてみて、どうして自分に自信が持てなかったのか気づけたところがあって。今まで自分の意見を伝えた時に否定されることが多かったんですよね。それが自信喪失につながっていたんだろうな、と今では自己分析できるようになっていてーー。でも、今回は転職先の話や、将来どう考えているかとかを伝えたら、応援してくれて、それが本当に良かったです。
ーーすごく嬉しいです。否定されるとどんどん自信なくしていきますよね。すごく分かります。そんな中で、「私はずっと味方でいるよ」って一緒に走ってくれる人というか、そばにいてくれる人の存在って重要ですよね。
たま: そうですね。だむはさんの**「味方だよ」という言葉が私の中でお守りになっていて、そこから自分の自信も育てていける**のかなと思ってます。
ーーありがとうございます。自信を持つきっかけになれたって感じですかね。すぐに自信もつって難しいと思うので、これからどんどん育てていきましょう!
たま: はい(笑)
ーーじゃあ改めて、メンタリングに参加して良かったですか?
たま: 良かったです!男性のエンジニアに、転職の相談とかはしていたんですけどジェンダーの話とか、女性の働きやすさとかの相談はやっぱりしにくいな、というのもあって。
ーーそうですよね。そういう方多いと思います。
たま: 身近に自分と同じ立場の人がいなかったというか……。だむはさんはエンジニアで、転職活動の経験もあって、なおかつフェミニストでもあって、私にとってのロールモデルみたいな、出会えて良かったな。参加させてもらって良かったな、と思います。
ーー嬉しいです(笑)ありがとうございます。メンターが女性ってところは良かったですか?
たま: そうですね。女性だったからこそ応募できたという面もあります。
ーー女性だけが抱えるキャリアの話ってありますもんね。
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この場所があるから大丈夫
ーー今は転職先も決まって落ち着いているとは思うんですけど、今後また悩んだときとか機会があったらメンタリングサービスを使用したいと思いますか?
たま: はい、もちろん!転職先では転職先での悩みが出るかもしれないので。でも、そうですね。不安はあるんですけど、この場所があるから大丈夫というか。もし何かあったときでも、ここで相談できる人がいると分かっているから、何とかなるんじゃないかなという気持ちになれてます。存在していてくれてありがとうって感じです(笑)
ーーえ〜!めっちゃいいですね(笑)自分で言うのもちょっとなんかあれなんですけど(笑)
たま: 本当にありがとうございます(笑)
ーー最後に、このメンタリングサービスをどんな人におすすめしたいですか?
たま: そうですね。私みたいに自分一人で悩んでいる人とか。自分のことだから自分で解決しないといけないと感じている人、辛いのに他の人に助けてって言えない人って結構いると思うんですけど、そういう人たちに**「他の人を頼っていいんだよ」って伝えたい**です。あとは、真剣な話を友だちに相談できない人ですかね。
ーーメンタリング申し込んでくれる方で「友だちには相談できない」みたいな方結構います!
たま: やっぱりそうですよね!楽しい会話しかできないみたいな。私もそのタイプなので、そういう人たちにはおすすめなんじゃないかなと思います。
ーーありがとうございます。企業が1on1を利用するのはよく聞くんですけど、個人で1on1を利用するのってまだまだ広まってないし、価値を提供するのって難しいと思っていてーー。まだ1on1を利用したことない方にこういったsisterのメンタリングサービスとかを受けてもらうことで、一人でも多くの方に1on1の価値に気づいてもらえるというか、誰かがいるんだよ、ってことに気付いてもらえるといいですね。
たま: そうですね。そう思います。
――では、本日はありがとうございました。ずっと応援しているので、またいつでもご連絡ください。
たま: 私も応援してます!本日はありがとうございました!
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