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2024・9・29(日)「陰マガ」

「自分の陰(ネガティブ)な部分と向き合うマガジン」
略して「陰マガ」のお時間です。どうぞお見知り置きを。


こう見えて(どう見えているかわかりませんが)、
私は、「無力」です。

本日、施設に入居している母と面会してきましたが、相変わらず母は、

「金」「食べ物」「服」の話しかしません。

「人は生きてきたように死んでいく」

という言葉がありますが、まさにその通りになりそうだなぁと思います。
母は、これまでずっと、
「金」と「食べ物」と「服」にのみ興味を注いで来ました。

現在は、お金の管理は兄と施設に任せてあり、
食べ物に関しては、糖尿病のため食事制限を受けており、
服に関しては、自分の見た限りでは、十分、足りています。むしろ多いくらい。

そんな状態です。

それでも母は、

いつもお金のことを心配し、
食べたい物のことで頭がいっぱいで、
服が少ないことに不安になるのです。

そう生きてきたから、その生き方しか知らないのです。

いくら言っても、通じません。

もう考えなくてもいいのに、今まで考えてきたから、考えずにはいられないのです。

なので、このまま死んでいくのでしょう。

自分は、無力です。

いや、人を変えることなど出来ないと、いい加減気付くべきなのです。
私は母を、

「見届ける」

それだけが、唯一自分に出来ることなのでしょう。


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