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【トピック】南海トラフ地震で備えるべきこと【生活】

要約;日頃から水・食料品の確保を。地震後の生活変化を想定しておこう。
3分で読めます。

宮崎県で震度6弱の地震が起き、その後
神奈川県
北海道沖
と立て続けに地震が起きています。
政府は南海トラフ地震臨時情報で注意を呼び掛けています。
南海トラフ地震臨時情報

南海トラフ地震が今後10年の間に起こる可能性が極めて高いと言われており、いよいよ備えが必要なのかもしれません。
今回は南海トラフ地震で備えるべきことについて触れてみたいと思います。


食料品の確保

震源からの距離で状況は変わりますが、生活に必要なライフラインが一時的に使えなくなることを想定しましょう。
ライフラインは電気・水道・ガスに当たります。

したがって、最も大事なのは水の確保になります。
1人1日2Lの水を必要になり、ライフラインが復旧する約一週間分が必要になります。
冷蔵庫には二日分ほどの蓄えがあると思いますので、10L程度確保しておきましょう。

食料については、レトルト食品、パックご飯やシリアルなどを少し多めに買って起き、古いものから順に食べていきましょう。
レトルト食品は半年以上賞味期限があるものがほとんどです。常に使いながら補充している状態が理想的です。


避難と対策

家が倒壊するレベルの被害が出た場合は、小学校や公民館など近くの避難場所に移動することになります。
家族がいる場合は、どこの避難場所に行けば会えるか、事前に情報を共有していることが大切です。

お住まいの市区町村の避難場所情報については、日ごろから回覧板等で周知されていると思います。知らない方はインターネットで調べられるので見ておきましょう。

避難した経験者が語る、あったら便利なグッズ情報なども見ておくと対策になると思います。


地震後を想定

ここまでは地震が多い日本ではある程度周知されている情報だと思います。
しかし、本当に大変なのはここからではないでしょうか。

交通機関が麻痺するレベルの災害に直面すると、日本経済は確実に停滞します。
経済損失は1年で50~200兆円
長期損失は1000兆円を超えると試算されています。
当然ダメージを受けた会社は従業員に給料を払うことが出来なくなります
また、国債や海外からの経済支援を受けることになりますが、日本円としての価値はその分低下し、円安を招くことになります。

つまり、今後10年以内に地震が起こると、
日本のあらゆる国力が停滞・低下することになります。

経済大国と呼ばれた日本が、発展途上国に逆戻りする未来は起こりうると考えた方がいいでしょう。

出来る対策とは?

ではどんな対策がとれるのでしょうか?
具体的には、
・会社以外の収入源を持つ
・日本円以外に資産を分散する
・海外移住を視野に

などがあります。順に説明します。

・会社以外の収入源を持つ
これは最も有効な手段です。
出来れば地震の影響で経済が停滞した時にも安定して収益を出せるものが望ましいです。例えば、地方の不動産、海外ビジネス全般、マイニング事業などが該当します。会社からの給料が無くてもお金が得られる状態であれば、地震直後に別の地域へ移動することも可能になるでしょう。

・日本円以外に資産を分散する
これは円安対策になります。日本政府の政策を見ていると、円高になる要因は少ないように感じます。今後さらに円安が進む可能性を考え、ドルやユーロなどの資産を持つことでリスクを分散させることができます。NISA等で金連動型の商品を購入するのもおすすめです。

・海外移住を視野に
日本に持ち家を持たず、賃貸で住んでいる人は一度真剣に考えてみることをおすすめします。
日本は世界的に見ても災害が多い国に当たります。今後起こる可能性が高い災害に対して何の対策もしないのは無謀だと言わざるを得ません。
日本はもちろん素晴らしい国ですが、同水準の暮らしが出来る国も存在します。今のうちからパスポートを作ったり、ビザ要件を調べるなど、出来る対策を進めておくのはいかがでしょうか。


まとめ

南海トラフ地震で備えるべきことについて解説しました。
私は海外移住を進めている理由の一つに、地震の影響も含まれています。
東日本大震災が起きた時、私は学生でした。
海外の友達から本気で心配され、家を貸すから非難するように言われたことで、初めて日本が地理的に危険な地域であることを知りました。
今まで当たり前のように地震を受け入れていましたが、世界的に見ると日本は異常な国なのです。
地震後の生活について、考えるきっかけになれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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