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『古事記』でおなじみのワニザメに皮をはがれ泣いていたところをオオクニヌシノミコトに助けられた因幡の白兎。
その後、どのようないきさつで白兎神社に祀られる神となったのかをコメディタ…
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#長浜神社
因幡の白兎、神となり社に鎮座するまでの物語 1 因幡の白兎、オオクニヌシノミコトに助けられ奇妙な境遇になりし話
初めまして、わたくしはシロナガミミノミコトと申します。
ピンとこない方も因幡の白兎と言えば思い当たるのではないでしょうか。
ちなみに『古事記』では稲葉の素兎となっております。
読み方は同じですよ。
今は白兎神社に鎮座し白兎大明神、大兎大明神と呼ばれております。
人間の歴史書には、わたくしとオオクニヌシノミコト(大国主命)とのエピソードは記されていますが、その後助けられた白兎がどのようにし
因幡の白兎、神となり社に鎮座するまでの物語 2 白兎神、オオクニヌシノミコトに再会しさらに旅が続く話
赤猪さんと別れた後、まもなく出雲のオオクニヌシノミコト(大国主命)のお住まいへ着きました。
生者の世界である中つ国をまとめつつあるお方のお屋敷は、たいそう立派でございます。
門の側にいた使用人らしき老人がわたくしに気づきました。
「何かご用でしょうか?」
「わたくしは、シロナガミミノミコトと申します。以前、オオクニヌシノミコトに因幡でお助けいただいた白ウサギでございます。今日は神になったご