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暗いニュースは世に必須かもしれない。
私は暗いニュースを目にすると、
落ち込んだり、悲しくなったり、自分を責める。
だから、「世の中に明るいニュースばかりが溢れればいいのに」とこれまでで幾度となく思った。
だけど、いざ世の中に明るいニュースばかりが溢れて、暗いニュースが無くなってしまったら、
この世の中に、そしてこの世の中で生きる事に対して、楽観的になってしまう気がする。
暗いニュースが無くなる事はもちろん良くて、
暗いニュースがあればいいと擁護するわけではないが、暗いニュースがあるからこそ、
「こんな事はしてはいけない」
「世の中は善良な人だけで構成されているわけではない」
「生命を維持する事には、環境にも影響を及ぼす」
などというように、当たり前の事を当たり前と考えてはいけないと考えさせられる。
そして、自分も何かを傷ついているかもしれない、また、傷つける可能性があるなどを実感させられる。
だけどやっぱり、
人や動物、自然などの全ての生物の命が、
無下にされる事や、傷つけられる事は、
あってはならない。
このような内容の暗いニュースは、
この世から無くなってほしい。
だけど、当たり前が当たり前じゃないと気づかせてくれる暗いニュースや、人間が自分たちの利益を求めて暴走する事を食い止めるような暗いニュースは、
この世の中に必須であるかもしれない。
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