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人が少ない日は、大学が輝いている

今日はTOEICだった。

TOEICの受験会場は、受験者の住所によって場所が割り当てられる。

私は大体、自分の通う大学が会場になる事が多い。道に迷いがちな私にとっては、知っている場所であるからありがたい。

TOEIC当日は、大学自体は授業をやっていないので、学内にはTOEICの受験者と学内のグラウンドで遊ぶ地域の子供たちくらいしかいない。

普段は大学に行くと、大学生が溢れている。
当たり前だ、大学だから。

だけど私は、大学に大学生が溢れている事が、
耐えがたい。学内のどこに行っても、
大学生が溢れていて、1人で落ち着ける場所が無いからだ。また、大学生特有の、塊になっていたり大きな声を出す一部の雰囲気も落ち着けない。

だから、一部の棟にしか人が居ない状態で、かつ学生だけではなく幅広い世代の人がいるTOEICの日の大学は嫌いじゃない。
むしろ、人が溢れていないから大学の外観や風景を顔を上げてじっくり見ながら歩く事ができる。
そして4年も通っているはずなのに、
改めてこんな綺麗に手入れされていて、設備が整っていて、大学ってステキな場所なんだなと思わされる。


コロナで授業がオンライン化していた時も、
ほとんど学内に大学生がいなかったため、
図書館も資料室も学食もゆうゆうと巡る事ができた。その時も、こんなに資料も揃っていて、かつ綺麗に整理されていて、学食もこんなにメニューがあって、かつこんなに安いなんて、
ととても感動させられた。

そして、こんな大学毎日通えるかも!と思い、
いざ通常授業の時に大学へ行くと、
感動した日と打って変わって
溢れるほどの大学生がいて、
まんまと疲れて、大学に来たことを後悔してしまうのだ。


義務教育じゃなくて、比較的自由な大学で、
大学に居づらいというのは少数派ではないとは思うが、自分自身に対しては、なんて大学生になってしまったんだと思う。

今日のTOEICは、寒かった。

今日の空

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