毒親ストレスを手放す考え方
本日は、以前Instagram内で投稿しました
毒親ストレスを手放そうの深堀版です。
わたしなりの見解やカウンセリング内で
実際にお伝えしていることなどを
書いていきたいと思います。
親孝行への罪悪感がある
親が許せなくて苦しい
人に頼るのが苦手
人に嫌われるのが怖い
ネガティブな感情を持つ自分が嫌い
失敗するのが怖い
こういったお悩みがある方に
ぜひ読んでいただきたい内容となっています。
今回は改善の方法というよりは
(改善方法については項目によりますが別途投稿予定です)
こう考えると楽になるよというものになりますので
考え方を習得したいという方は
最後まで読んでみてくださいね!
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毒親ストレスを手放そう
親孝行するべきが苦しい人へ
まず、前提として
親孝行や感謝は強要されるものではありません。
された恩があるから、
親孝行しようと思うし
感謝するようになるのです。
何もしてないならまだしも
生きづらさという負債を背負わせておいて
まだ親孝行や感謝を強要するのは
暴利の借金取りと同じ動きです。
そして、毒親の言う親孝行や感謝には
際限がありません。
どんなにしてあげたとしても
彼らは満足する事はないし
下手した、文句まで言いかねません。
もっと使えるものがよいとか
もっとおいしいものが食べたいとか
もっといいところに旅行に行きたいとか
もっと感謝するべきだとか
もうキリがありません。
お前らこそ感謝しろ!!と
思ってしまいます。
普通の親は自分の幸せよりも
子どもの幸せを願うものです。
毒親は子どもの幸せを妬み
子どもの足を引っ張ります。
そして、自己犠牲をしてでも
自分たちを幸せにしろと要求します。
もはや、やっている事や
要求が親のする事ではないのです。
自分をすり減らして親孝行する前に
あなた自身が幸せになる為に
動くことが大切だと考えましょう。
親孝行するかは、それから考えればいいのです。
親を許さないと幸せになれないのか
結論から言うと
親を許さなくても幸せになれます。
幸せとは、環境は状態ではなく
感情といいます。
つまり、自分が幸せだと感じたら
どんな環境であろうと
どんな状態であろうと幸せなのです。
親を許せなくても幸せにはなれますが
親に執着していたり、
親からされた事に固執してしまうと
幸せになりにくくはなります。
なので、あなたがするべき事は
親を許す事ではなく
親から愛情をもらう事や
親から認めてもらいたいという気持ちを
手放していく事や
親からされた事を少しづつ整理して
頻繁に思い出してイライラしたり
悶々とする回数を減らす事です。
過去のココロの傷の回復と
思考の癖の修正により
そういった事は可能と考えてくださいね。
迷惑をかけてはいけない
そもそも、この迷惑をかけるという
概念自体に歪みがある可能性があります。
毒親が言う迷惑とは
子どもが親にしてもらって
当たり前な事が含まれている場合があります。
習い事や塾への送迎
お弁当を作る事
日常の世話をしてもらう事
自己主張する事
出来ない事を人に頼る事
などが含まれている事があるので
要注意です。
迷惑をかけるとは
他者に対して不快や不便を与える事。
例えば、
約束を守らない
大幅に時間に遅れる
不要な騒音を出す
ルールを守らない
許可もなくプライベートに踏み込む
などだと思います。
となると、
親の世話が必須な時期の
子どもの行為は迷惑ではないし
人に頼る事も迷惑ではないのでは?
と思うのです。
今一度、迷惑とはどんな事なのか
本当に自分は人に迷惑をかけているのか
考えてみてくださいね。
人に嫌われてはいけない・嫌ってはいけない
進んで人から嫌われたいと
思う人はいないと思います。
誰しもが嫌われるよりは
好かれたいと思うのが当然ですよね。
しかし、自己犠牲を払い
自分をすり減らしてまで
人に嫌われないように生きるのは
とてもしんどく、つらい事ですよね。
ましてや、自分を傷つけてくるような
人間にまで嫌われたくないと思うと
自己否定感が強まるだけで
良い事は一つもありません。
まず、自分を傷つけてくる、
意図的に不快にさせてくる人を
嫌いになる事を自分に許可してあげましょう。
それは自分を守る為、
自分を大切にする上でも大切な事です。
そんな人に好かれる必要もないし
その労力がもったいない。
そして、自分を大切にしてくれる
自分が一緒にいて心地よい人を
大切にする事へ意識を向けましょうね。
ネガティブになってはいけない
毒親は基本的にネガティブな事しか言わないので
それを聞いているこどもは
ネガティブな発言や発想に対して
印象が悪くなってしまいやすいのです。
自分自身が親と同じようになりたくないと
強く思うからこそ
自分の中からネガティブな要素を
排除したいと考えるのです。
しかし、ネガティブは
人が生きていく上で必要だし
大切な役割を担っているのです。
ネガティブは自分を守る為にある
ああなるかもしれない・・・
こうなったらどうしよう・・・
など、先の事に対して
ネガティブな気持ち(不安)になるのは
先の事に備えて自分の身を守る為なのです。
雨が降るかもと思うから傘を用意するし
地震が来るかもしれないと思うから
防災訓練や避難グッズを備えますよね。
山では熊に遭遇するかもと思うから
熊鈴をつけるし、熊スプレーを準備するのです。
これがネガティブがなく
ポジティブ一辺倒だと
大丈夫でしょ!!!と備えない事だって
あり得ますよね。
それじゃあ、自分の身を守れません。
また、ネガティブな体験をした事を強く記憶するのは
同じような嫌な体験を避ける為なのです。
逐一忘れていたら、何度も嫌な目に
遭ってしまいますよね。
例えば、道端でクマに遭遇したとして
その遭遇の記憶を忘れてしまい
同じ道を不用心に歩いていたら
次こそ食べられてしまうかもしれませんよね。
ここでクマに遭遇した事を覚えていれば
ここの道では気を付けようとか、
万が一に備えようと考える事が出来ます。
このようにネガティブ思考にも
大切な役割な役割があるのです。
失敗してはいけない
特に過干渉な親に育てられると
この傾向が強くなります。
人生の小石を拾われ続け、
全て親の言うとおりに生きてきてしまうと
自己決定が出来ず、失敗を恐れ
新しい事に挑戦する事が
出来なくなってしまいます。
大人になればなるほど
責任が伴う事も多くなり
子どもの時のように気軽な選択が
難しい事も増えます。
そういった岐路に立った時に
初めて自分で決められない事に
気が付くケースもあります。
結論から言います。
失敗をする事は悪い事ではない
失敗から何も学べない事が問題である
失敗すること自体が問題なのではありません。
その失敗に囚われすぎて
正しく反省できなかったり
次に生かす事が出来ない事が問題なのです。
毒親育ちは失敗すると
自分を責めたり、ひどく落ち込む事はありますが
反省し、次に生かすための思考には
至らない事がとても多いのです。
大切なのは、次に失敗しないために
どうしたらよいかを考える事だと
覚えておいてくださいね。
毒親は、子どもが失敗すると
それ見た事かといった具合に
子どもを激しく叱責したり
けなしたり、バカにしたりします。
それがダメだという事だけ指摘して
次からどうすればよいかを
教える事はしません。
その為、子ども側も次からどうすればよいかを
教えてもらう事が出来ないので
また同じことをしてしまうのです。
そうすると、また怒られて
何度同じことを言わせんだ!!馬鹿!
みたいな怒られ方をし、
自己否定感が強まるという訳なのです。
責めるだけ責めて
教えるという事をしないなんて
誰でもできます。
大切なのは、
じゃあどうすればよいかを教える事で
こてんぱんに責める事ではありません。
あなたも自分自身に
親と同じような事をしていませんか?
気を付けてみてくださいね。
まとめ
どう考えると良いか知る事も大切な事である
今回は方法というより、
こう考えると楽になるよという事を
解説してみました。
こう読んでいくと毒親の影響とは
果てしなく大きい事を痛感します。
だけど、それに気が付き
一歩ずつ進んでいく事が
回復のプロセスとなるのです。
今持っている思考のせいで苦しい時は
今日ご紹介した考え方を試してみてくださいね✨
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