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育児期の女性のキャリアに思うこと


私の現在の本業は、キャリアコンサルタントとは全く関わりがない仕事です。
時短勤務、かつ急な早退・欠勤にも温かく応援していただいているので
すぐの転職も考えていません。
(まだ小さいので子どもファースト!仕事はその上での働きやすさを最優先!という考え方です)

そんな私がキャリアコンサルタントの資格を取得して、やりたいこと。
ずばり、

「育児期の女性のキャリア支援をしたい!」


私はJCDAで受験したのですが、
実技面接の口頭試問の最後の問いで
「この資格を取ったらどう活かしていきたいですか」と聞かれるんですよね。
あらかじめ準備しておける唯一ともいえる部分。

実は試験一週間前まで、違うことを言ってました。

だって、育児期の女性なんて、自分が今まさに悩んでいる身のくせに…
そもそも子どもが小さくて転職は厳しいし、すぐに動けやしないし…
私みたいな凡人にそんなこと…
そもそも社会が変わらないと…
と、できない理由ばっかり頭に浮かべてしまって。

でも、当事者の自分が、情熱を注げるのはやっぱりココだと思いました。
同じ経験をしているからわかる、なんていうつもりはなくて(同感≠共感)
自分もぶち当たってるこの壁に、みんなでぶち当たってみませんか!という気持ち。

だから、試験一週間前に、口頭試問を変えました。
きっと、この夢を、キャリコンなら誰も笑わないと思うから。

そして口に出したことで、自分の道がスタートした気がしてます。
どこに向かって、どうやって歩いていくかはまだわからないけど
やりながらわかってきたり、見えてきたり、ご縁が繋いでくれたりすると思うので、
あまり一歩一歩を慎重になりすぎず、わからないなりに動き出しているとき。

寄り道しながら種をまき、糧を集めて、
きび団子を腰につけて(節子、それキャリコンちゃう、桃太郎や)
「やりたい!」の気持ちだけで突き進める今はきっと幸せ。

きれいごとだけじゃない壁もたくさんあるだろうけど、
「社会が、会社が、状況が変わらなくても、
自分の気持ちや見方が変わるだけで、スッキリ楽になれる」と信じてます。

私はママさんたちひとりひとりの笑顔を目指して、
陽気にママのキャリアを支援していきたいです!

高学歴からの大手企業入社なんて輝かしい人生や
子どもを持たずに仕事一本で打ち込むことでしか成し得ない出世、
そういうものだけがキャリアっていうんじゃなくて、

すっぴんボサ髪ヨレヨレTシャツで日常の9割で赤ちゃん言葉を発し
カロリーメイトかじりながら授乳しつつ睡魔と尿意に耐えてる、
別に高学歴でも大手でも管理職でもない
どんな人にでも、その人が経験したことすべてがキャリア(経験値)だと。

妻でも母でもない、「ただのわたし」としての自分に向き合うということを。

子どもの人生と同じくらい、自分の人生にもワクワクしましょ!


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