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稲架掛け

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不肖ワタクシめが自身で撮影した写真とレポートで書籍を発行する夢をまだまだ叶えられそうにないため、note住人のみなさまの記事を紹介させていただきたくどうぞご高覧くださいませ🙏
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2020年10月の記事一覧

秋との遭遇~食から景色~

岡田監督の感じで「カズ、三浦カズ」と言ってみたいJAうごの佐藤です。 「代表選考」の場面があったら、言ってみたい。 #そんな機会はないっちゃ #あんまりソワソワしないで #うる星やつら ええ。 そんな、羽後町です。 さて、今回は、まとまりのない乱立した記事になりまーす。 ━━━━━━━━━━━━━━━ ▼ 秋との遭遇~食から景色~ ━━━━━━━━━━━━━━━ 急に寒くなりました。 昨日会議をして、寒くて部屋の温度を上げても、一向に暖かくなりません。 それもそ

暮瀬堂日記〜稲架(はざ)

 秋分の節気の末候が「水始涸(みずはじめてかる)」である。「水涸る・瀧涸る」は冬の季語であるが、ここで言う水は、水田の水のことで、田に張っていた水を抜き、稲刈りが始まる頃を表している。  田の近くを通れば、暦通りであることがうかがえる。稲田では稲架(はざ)掛けが見られるようになり、と言っても、この頃は自脱型コンバイン(刈取りと脱穀を同時にする)が普及したので、もっぱら掛稲の景色を目にすることは少なくなった。    コンバイン稲架の隣の田に入る  以前、父と母が言っていた

稲架がけの秋

山田錦の収穫期~2020年10月~

10月は山田錦の収穫期です。2020年の山田錦の収穫ですが、例年より少し早めの収穫となりました。 8月の高温や好天に恵まれすぎ、雨が少なかったこともあり心配していたのですが、9月に入ると、それまでの暑さが嘘のように秋の気配を感じるようになりました。 中下旬からは昼夜の寒暖差も大きくなり、山田錦にとっては最高の気候となっています。 この気候で、ゆっくりと登熟し、ぱってりと太り、心白が発現していたら最高の年になるでしょう。 龍力の使用する山田錦の一部は、自然乾燥法である稲木掛け

俳句手帖にある季語で一句 10月

白秋(はくしゅう)   静けさや白秋の夜聞く汽笛 錦秋(きんしゅう)   音もなく錦秋の苑葉ぞ光り 晩秋(ばんしゅう)   晩秋の一つ家集う筆自慢 十月(じゅうがつ)   十月や我が身に授く世の重き 長月(ながつき)    長月の半纏の裾ほつれけり 寒露(かんろ)     水鳥の潜りて食みし寒露の日 秋の暮れ(あきのくれ) 道ひかる草の実飛ばす秋の暮れ 秋の夜(あきのよる)  戸を閉めて一部屋集う秋の夜 身に入む(みにしむ)  父居ぬと夕餉身に入む席ひとつ 秋寒(あきさむ)