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映画「ハエ男の恐怖」と私のストーリー

父の太腿に黒子っぽいできものがあって、子供のころ、何これ?ってよく聞いていた。
きっとあまりにも聞くもんだから、父は「ハエが入ったんだよ」とでっち上げていた。(恐らく、、、)
それを聞いてぎょっとして、またさらに興味を持ち、なぜ分かるの?と質問をした。
「こそばいなぁと、ふと太腿を見ると、ハエが入っていくのをみたんだ」という。
子どもたちの間ではこの話がお気に入りとなり、何十回と聞かれることになるとは、父も思っていなかっただろう。笑


それとはまた別に、父からこの映画の原作の話を聞いていた。(ジョルジュ・ランジュランの小説『蝿』)

ある男が、ハエになってしまってね、助けてー!って叫ぶんだよ、怖いよ〜!と。。。

このダブルパンチで、いつか父がハエになってしまうんではないか、、と妄想しては子供ながらに心配していた、そんな思い出の映画。(観ていないのに思い入れありまくり笑)

いつか映画をもあるからみてみなよーと月日が流れて、やっと観たのである。
しかも父が買って貸してくれた笑 

聞くと観るとじゃ大違いで、めっちゃくすくすしてしまう。(ハエを追いかけ回したり、小刻みに動く感じが特にツボ)

奥さんとの関係も見れて結構面白かったです。ザ・クラシックホラー。
“ハエ男”の恐怖っていうところがミソですな。

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