自分だけの『F』を探す映画に出会った
映画プリキュアオールスターズFっていうんですけど。
みんな~~~!!プリキュアは好きか~~~~!?!?
わたしは大好きだ~~~~!!!!
あなたのプリキュアはどこから~~~~!?
わたしはピーチニキから~~~!!!!
はい、茶番にお付き合い頂きありがとうございます。
ついに公開されましたね!プリキュアオールスターズF!
プリキュア映画最新作にして、長編映画のオールスターズとしては10作目。
そして、わたしにとって初めて映画館で見たプリキュア映画です。
ええ、実は見に行ってたんですよ。
公開日当日、渋谷とACMFへ行く前に。
本当にわたしってば、一体何のオタクなんでしょうね。
女児アニメの映画を見に行って、次の日は声優のライブ行って、その次の日はヴィジュアル系エアーバンドが出るフェスに行ってんですよ?
自分でも何のオタクなのか分かってないけど、元気なオタクであることは間違いないですね。
話を戻そう。
完全に時系列が前後しますが、今日は映画プリキュアオールスターズFの話をします。
実は、冒頭からプリキュア好きを公言しておいてあれですけど、全作品を見ているわけではないんですよね。
現在視聴済みおよび視聴途中のプリキュアは
・プリキュア5/プリキュア5GoGo! ☆
・フレッシュプリキュア! ☆
・ハートキャッチプリキュア ☆
・スイートプリキュア♪ ☆
・スマイルプリキュア! ☆
・ドキドキ!プリキュア
・ハピネスチャージプリキュア! ☆
・魔法使いプリキュア! ☆
・キラキラ☆プリキュアアラモード
・HUGっと!プリキュア
・スター☆トゥインクルプリキュア ☆
・ヒーリングっどプリキュア
・デリシャスパーティ♡プリキュア
・ひろがるスカイ!プリキュア ☆
以上14作。
うち、☆マークは完走済みです(ひろプリは現在放映回まで)。
なんて中途半端な視聴履歴なんでしょう。
何より、三十路にはド世代のはずの「ふたりはプリキュア」シリーズを何ひとつ見ていない……!
その点については↑のnoteでもお話しました。
「ふたりはプリキュア」が放送されていた20年前はミニバスに明け暮れるスポ根少女だったため、あまり触れることなく育ったんですよね。
仮面ライダーディケイドに出会ってからわたしのニチアサ人生が始まっているので、実質わたしの世代はフレプリです。
キュアピーチさんですね。
その後は大学時代にちょっとオタク抜けしたり、社会人になってぶち病んだりしたので、それに合わせて見たり見なかったり……という感じ。
ぶっちゃけ、完全な出戻りは今年のひろプリだったりします。
プリキュア5も今年の春に完走しました。全部遅ぇ。
とりあえず、Tverで映画メインを張るプリキュア達の初変身回は見ておきました。
初変身回が初めましてだったプリキュアの中でも印象的だったのは、Go!プリンセスプリキュアとトロピカル~ジュ!プリキュアですかね。
Goプリはとにかく作画が良いし、戦ってる時のキュアフローラさんが美しいかつ見せ方が上手い。
はるかの夢は「おとぎ話のプリンセス」なわけですが、その夢を大切にしているのに、なかなか口に出せずにいるのが1話時点なんですよね。
でも、友達の夢はまったく否定せずに「素敵!」と語る。
そんなはるかが、映画では堂々と「プリンセスを目指してるの!」と言っていたのが印象的でした。
きっと、はるかが自分の夢に対して『そう』なれた過程がTVシリーズにあるんでしょうね。見たい。
OPで「遥か彼方」ではるかとカナタを出会わせるの、あまりに天才過ぎましたね。
トロプリは、まなつが元気いっぱいでこっちまで笑顔になります!
「メイクは勇気をくれる魔法なんだよ」って言葉、めちゃくちゃ好き。
Tverではまなつとローラの初変身回が配信されていたんですが、敢えてそれしか配信されてなかったからこそ、ローラの成長が見てとれます。
まなつ初変身の1話では自分が女王になるためと言って、まなつを利用する気満々だったローラ。
それが、「まなつ達ともっと一緒にいたい」という自分の意志で海から人間界に戻り、プリキュアとなり、人魚から人間になる。
キュアラメールさんの変身バンク、最後に海から飛び上がってくるところがめちゃくちゃ好きです。
後で知ったんですけど、キャラデザ同じ人なんですか!?なんという奇跡!
あまぷら配信はデパプリからなので、現状この2作を追う方法がレンタルか、他のサブスク入るかしかないんですよね。
……また日本統一と一緒に女児アニメを借りるオタクになるか(最寄りのゲオさんいつも大変お世話になっております)。
話を戻そう(2回目)。
そんな、超中途半端なプリキュア歴をもつわたしが、初めてオールスターズを見たんですよ。
あのね、めちゃくちゃ良かった。
ほんとに良かった。
どうしよう、良かった以外の言葉が出てこないくらい良かった。
冒頭でキュアスカイさんの変身シーンを大画面スクリーンで拝めただけで、もう感無量。
しかもこの時のBGM「スカイミラージュ!トーンコネクト!」ですが……たぶん、映画用にリアレンジしてません?
してますね。
わたし、このひろプリ変身BGMが大好きで毎日聞いてるんですけど映画版も最高に良かったです。
みんな、映画館でサラウンドで聞こう!
そしてメインで出てくるのはここ数年のプリキュア達なので「最近の見てねえぞ……これ分かるか……!?」と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、
大丈夫だ。
あなたの人生を彩ったプリキュアが1人でもいるなら見に行ってくれ。
お願いだから。
わたしの場合はそれがキュアピーチさんなので、令和の時代にキュアピーチさんが動いて喋ってるのを見ただけで泣きました。
しかもさ~~~、ただ『プリキュアが出てくるだけ』なら、いつものオールスターズなんですよね。
そうじゃないの。
20年分の名場面が出てくるの。
これから見に行く皆さんにはまっさらな気持ちで見て欲しいのであまり話しませんが、もう、すごいぞ。泣くぞ。
何よりスクリーンの大画面で見るプリキュア総勢78人のバトル、あまりにも激アツすぎる。
それ以外にも舞台となる世界や場面転換のあちこちで、プリキュアを見ていた人なら絶対「あっ!!」となる要素が沢山あります。
全作品見ていないわたしでもこれだけ刺さってるんだから、みんな刺さるに決まってます。だから見て。
ところでこの映画、『F』の名を冠しているんですけど結局何のFなのかは最後まで言及されないんですよね。
東映公式さんで出ている動画「プリキュアゼミナール」の中でもFってなんだろう?みたいな話をしています。
FutureだったりFightだったりFamilyだったり。
Fから始まる英単語、色々ありますよね。
色々あるからこそ、その解釈は観客に委ねたのではないかと思います。
じゃあお前は何のFだと思うんじゃい!って話なんですけど。
月並みですが、「Fate」かなって。(※某聖杯戦争系コンテンツとは無関係だよ!そもそもしいるさんは何も分からないよ!※)
Fateには「運命・宿命」という意味があるんですね。
劇中でソラ達が他のプリキュアと出会ったのも、TVシリーズでソラとましろん、ツバサくん、あげはちゃん、エルちゃんが出会ったのも、そもそも彼女たちがプリキュアになったのも、
そしてわたし達がプリキュアという存在に出会ったのも、全部運命だと思うんですよ。
つまり、わたしにとってプリキュアは運命ってことです。
この出会いが運命。
感じるでしょ、わたし達の今日に生命(いのち)があふれてる。
今回のプリキュアオールスターズF、テーマは「繋ぐ」です。
運命が運命を繋いで、20年の歴史ができて、きっと今があるんですよね。
そういう意味のFかな、と。
もちろんこれは個人の解釈なので、見た人それぞれの『F』があると思うんです。それでいいと思う。
是非とも映画を見て、自分だけの『F』を探してみて欲しい。
きっとそれが、「あなたにとって、プリキュアとは?」という問いの答えになると思います。
今日はここまで!珍しく3500字ほどで済みました!
できるだけネタバレしないように……と思って書いたんですけど、ネタバレなしでかいつまんで書いても、3000字は超えてしまうんだなあ。
改めて、プリキュアオールスターズF、本当に素晴らしい映画でした。
あなたの人生の中に少しでもプリキュアが存在しているのなら、是非劇場で見届けてください。
探してください。あなたの『F』を。
そしてわたしは、今日もプリキュアコップで歯磨きするぜ!
終わり!!
美味しい肉を食べます