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【よみがえる遺産】またの名を、はじまりの遺産。

一体、何が起こったというのか。

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普段からこっそり拝見させていただいている桃胡 雪さんが、わたしの記事を話題にしてくださっている……?
一体全体何がどうなってんだってばよ!ということで覗きに行き、バトンなるものを頂きました。

noteの世界にもバトンが存在していたのか。個人サイトやブログ全盛期時代の古き良き文化だと思っていた。兎にも角にも、ありがとうございます。

ちなみに桃胡 雪さんはnoteでエッセイや小説をあげているお方なのですが、言葉の運びがすごく優しくて繊細なんですよ。わたしのお気に入りはこちら。

繊細でリアルで細やかで、情景が目の奥に浮かぶんですよ。その中に確かに感じる、「泥を啜ってでも生きよう」という強い意志と感情。はっとしました。
(二次創作とはいえ)文章を書いている身として、「こういう表現もできるようになりたい……!」と強く感じました。

そんな草葉の陰からこっそりひっそり覗かせていただいていたお方に、この間のサンホラの記事を取り上げて頂いて。

椎瑠さんの書かれる記事、熱量がめちゃくちゃあって、読み終えた後すごくぐっ!!ときちゃうのです。
(中略)
椎瑠さんが音楽について語られる記事、音楽を演っている者として、ものすごーく参考にさせて頂いています。勉強させて頂いてます…!

こんな風に感想をくださって、天を仰ぎ涙を流さない人います!?

己の感情のまま、特に推敲もせず、好きだと思ったことを思ったまま書き散らしてて、それがめちゃくちゃ楽しくて、細々続けていたnote。
大したPV数もフォロワー数もスキ数もないけれど、ちゃんと誰かの心に届いている。それが分かって、泣くほど嬉しかったです。ありがとうございます……!!

とにかく、頂いたものには全力で応えさせていただきます。今回はそういうnoteです。
バトンの詳しいルール説明はこちら。

ざっくり言うと過去1番読まれたノートについて紹介してください、と。そういうことだそうです。
なので見てみました。わたしのダッシュボード。

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そして、1番PV数が多い記事がこちら。

大失恋がきっかけでメンタルをぶち壊し精神が迷走した2019年、その間にまるで己の心の拠り所を探すかのように始めた婚活。

無駄に意気込んで別ブログでレポを上げ、マッチングアプリやら街コンやら婚活パーティーやら色々試して頑張っていた。
だがそれまでの色々諸々が解決しないまま無理に始めたせいなのか、結婚と恋愛ということ自体へあまりにも過剰反応して吐くまでになってしまい、音もなく婚活をやめてしまった。

その事について何の告知もしないまま、レポを上げていたブログは閉鎖。その後noteに移行したのだけれど、各種SNSで婚活を応援してくれた人は少なからずいて。
そういう人たちに、何の説明もないまま勝手にすべてを閉じたことが、ずっと心に引っかかっていた。

ずっと心に引っかかっていたけれど、そう至るまでの経緯を思い出すことが怖くて。ずっと何も出来ずにいた。

noteを始めてしばらくして、少しずつメンタルが落ち着き始めた今年の3月。漸く「ちゃんと経緯を説明しよう」と決意し、順番待ちをしている皮膚科の待合室で一気に書き上げたのだった。

この記事が真摯な説明になっているのかどうか、今でも疑問である。
要約すると「婚活始めたけどメンタルやられた上に新たな推しができかつ夢女子に舞い戻って今が楽しいからやめるわ!メンゴ!」ということだし。

それでもこの記事が1番読まれていて、スキ数も多いということは、それなりに共感して頂いている人たちがいたのかな。誰かが共感してくれるなら、それだけでこの記事の価値はあるというものだ。

だが、正直に言う。
あんまりこの記事読んでほしくないんだよな〜〜〜〜〜〜〜!!!!!

上述した通り、わたしは己の感情のまま、好きなものを好きなように書き続けることにnoteの楽しさを見出しているのだ。 

だからこんな独白のような記事よりも、推し声優がアーティストデビューした時の話とか、世界一大好きな青い針鼠の話とか、はじめて買ったCDの話とか、わたしの人生を作った1本のゲームソフトの話とか、そっちを読んで欲しい。ぶっちゃけ。

まあその楽しさに気づいたのも、ちょうどこの記事を書いた後のことなので。わたしのnoteの方向性が何となく定まった、ターニングポイントにはなるのかな。

言ってしまえばわたしの「はじまりの遺産」というところなのだろう。

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さて、わたしもバトンを回していきたいと思います。
愛すべきフォロワー、さっちゃんことアサツキサキさん!君に決めた!!(ポケモンかな)

さっちゃんとの付き合いはnote以前、何なら数年単位でTwitterは繋がっている。毎日のように限界夢女のどうしようもない語らいに付き合ってくださっている、とても懐の広いお方である。

絵は書けるし文は書けるし歌は上手いし、芸術の才能を幅広く持ち合わせたとんでもねえ人なのだ。

さっちゃんの書く文は、いつもカラフルな情景を思い起こさせてくれる。描く絵も色使いが鮮やかで、すごく綺麗で目に残る。歌う声はその奥の想いまで滲んでこちらに染み渡る。

彼女の好きへの情熱と、それを昇華させる術の引き出しの多さ、それらを生み出すための感性の強さ。同じく文を書くものとして見習う部分しかない。

そんなさっちゃん主催のnote企画がある。

みんなの「大好き」が読みたい、だったら集める!!!
その強すぎる心意気にめちゃくちゃ共感したので、わたしも参加させていただきました。それが心狂わされたとある歌の話です。

(あのバイキングでよく見るやつ、スモーガスボードって言うんだ……!と初めて知り感動したことは内緒)

そんなさっちゃんの遺産が見たいので、ひょいっと投げさせていただきます。
そして桃胡 雪さん、素敵なバトンをありがとうございました!すごく楽しかったです。

#私の今まで一番読まれたnoteを読んでください

美味しい肉を食べます