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ファジアーノ岡山を知らなかった僕から見るクラブの存在

発起人は岡山生まれ岡山育ち
岡山生まれ岡山育ちの上京大学生だからできること|Sircle シャクル|note

創設した自分は東京生まれ東京育ち
なぜサッカー×社会貢献のSircleを作ったのか|Sircle シャクル|note

そんな自分が1月に発起人の提案を受け、イベント実施までの約9か月間は、ファジアーノ岡山を深く知る機会でもありました。

ファジアーノ岡山を知らない僕だからこそ気づいたことをこの記事で配信します。

ファジアーノ岡山の第一印象

提案を受けた際は、お恥ずかしながらファジアーノ岡山をあまり知らなかったです。
鹿島アントラーズで監督をされている岩政さんがいたことしかわからず、正直に言うと発起人の想いのみでプロジェクトの立ち上げを決めました…(苦笑)

それを察してか、発起人はこの動画を見せてきました
【ファジアーノ岡山】2022新加入会見 - YouTube

とても驚きました。
クラブの社長が、ここまでファン・サポーターへ発信していて、「自分たちはこうやって頑張っている、だからみんな信じてくれ」という想いをのせつつも具体的に説明する姿がとても印象的でした。

サッカークラブにもかかわらず、ファジアーノ岡山の第一印象は
クラブの選手やスタッフに自信を持った北川社長の真剣な表情でした。

クラブとの連携が始まって

ご縁があり、ファジアーノ岡山へご連絡させていただき、幸運なことに北川社長やホームタウン担当の方とお話させていただく機会をいただけました。
そして北川社長からは

「学生が本気でやりたいことがあるならやろうぜ、
俺たちも全力でいくから、学生たちも全力でやろう」

と言ってくださり、この企画にかける想いが熱くなってことを今も覚えています。

同時にファジアーノ岡山の試合をDAZNより拝見し、クラブの熱い雰囲気とチームの戦術スタイルがとても似ているように見えました。

学生連携の開始

その後、現地の意見や岡山を知る学生を増やして企画を進めるために、メンバー募集をリリースしました。

【募集期間延長】『君と作るシャレン!社会連携プロジェクトwithファジアーノ岡山』 | ファジアーノ岡山 FAGIANO OKAYAMA (fagiano-okayama.com)

事前にアンケート回答を求めたところ

「ファジアーノを盛り上げたいし、地域の人にもっとファジアーノを好きになってもらいたいと思った」

「生まれ育った岡山という街が本当に大好きで、この気持ちを思うだけではなく、自分自身が動いて地域に貢献していきたいと思った」

「岡山が大好きで岡山のためになることをしたいという思いがあった」

と記載があり、クラブの発信に想いを持った多数の学生が応えているということを知りました。

イベント実施2日前に到着して

長らくオンライン会議を重ね、トラブルや不安を抱えながらもイベント実施の2日前に岡山駅に到着して、すぐに現地メンバーの車でクラブハウスのある政田まで向かい、物品を車に詰め込む作業を行いました。

倉敷も後楽園もそっちのけで来た政田練習場
車に物品を敷き詰めた結果、車が後ろ側に沈みました(笑)

その後は岡山の学生と初めての顔合わせをして、団らんする暇もなくすぐに買い出しや商店街での準備を行い、本当に多忙な時間を過ごしました…

前日準備終了

その中で、岡山の学生がここまで熱心に協力してくれていることに改めて感謝し、こんな学生たちが応援しているファジアーノ岡山の存在を再認識しました。

イベント当日、そして仙台戦

そしてついに24・25日の二日間開催の実現ができました。
奉還町商店街では、普段からその場所を通る子どもたちだけでなく、ファジアーノ岡山のファン・サポーターの方も来ていただいて、ブースを楽しんでもらえました。

フードロスを学ぶピザ作りブース
SDGsを大学生とともに楽しく学ぶブース

25日は仙台戦ということもあり、ユニフォームを着てシティライトスタジアムに行く前に立ち寄ってくれる方も多く、実際に柳選手がヘディングする高さを体験するブースが特に賑わいを見せてくれました。

※こう見えて、一応どちらのボールの高さもチャレンジできるようにお子さんの身長に合わせ縮尺し調節した高さです※

同日のスタジアム前では、Tシャツをリメイクして作るエコバッグのブースを開き、多くの方が楽しんでくれていると担当者から連絡をもらいました。

自分は商店街の担当だったので直接この光景を見ることができなかったです…(涙)
抽選のサイン景品交換

そしてイベントの最後の参加者の対応を終えたのち、13時キックオフの仙台戦をメンバー皆で観戦に行きました。

ここで個人的な楽しみでもあったのが、シティライトスタジアムの雰囲気です。
以前よりファジサポ学生からは「めちゃくちゃ雰囲気いいから見てほしい!!」と言われていたので、その分かなりハードルが高かったのですが、目の前にすると、本当に良いスタジアムでした…!!!

食フェス並みに並ぶファジフーズ

ファン・サポーターが試合観戦だけじゃなく、ファジフーズやブースを楽しみ、試合が始まってからもみんなが試合を楽しく観戦していて、ファジサポ学生が言っていたことはこういうことだったのかと肌で感じました。

自分だけでなくシャクルの他サポメンバーが何人も、「雰囲気がめちゃくちゃいいし、その分楽しい」と口をそろえていました。

9か月の活動を通して

仙台に勝利し、イベントもなんとか成功することができました。
その一方で反省点も多く生まれました。
しかしこれは、このシャレン!をチャレンジしなければ、チャンスをもらえなければ得られないものでもありました。

北川社長やホームタウン担当の方へ、本当に多くのことを経験できたこととその感謝を伝え、最後になぜこの企画を引き受けていただけたのかと質問したところ、以下のように答えてもらえました。

「ファジアーノ岡山のフィロソフィーの『子どもたちに夢を!』
これは、君たち学生も当てはまる。
だから、岡山のためになにかしたいって想いをもった学生がいるならファジアーノが応えていくのは当然だよ。」

「学生さんたちが全力で取り組んできてくれたから、そこに応えなきゃいけないと思いました。クラブも学生のパワーをもらえました。こちらこそ、ありがとう。」

夢をもらってきたファジサポの学生たちが、クラブに助けてもらいながらも今度は夢をあたえる側に立てたのであれば、この活動が実現できて本当によかったです。

これまでの経験を経て、今の自分がファジアーノレッドを見ると
「ファジアーノ岡山の『子どもたちに夢を!』そのフィロソフィーとクラブスタッフの方々の真剣さ」
「体現する選手たち」
「それらに応えるファン・サポーター」
こんな熱い想いを感じるようになったのですが、これは自分だけでしょうか?
ぜひファジサポの皆さんのご感想をお待ちしています。

KSB瀬戸内海放送様にて、イベント当日に取材をしていただきました!
今回のシャレン!を当初から協力してもらったべっぷさんとそのゆかいな仲間たちがインタビューに答えています!


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