結婚式を挙げることにした
挙げることにさせていただいた、という方が正しいかもしれない。
応援してくれる人たちのおかげで、私の願いが叶おうとしている。
この記事の続き。
課題だったこと
・実母が望んでいない
改めて意思を伝えたら結構反対された。
色々言われたけど実母も参列することになった。
なんで、と思ったけど私が声をかけたからか。
ちなみに実父に先日会ったら「楽しみにしてる」「リハビリの励みになる」と言ってて意外だった。迷惑でしかないと思っていたから。
・準備が面倒
親族をどこまで招待するか考えるのが面倒だった。
それだけ決めたらこの工程はさほど大変ではなかった。
楽しんでいる準備は紙もの選び。
招待状に席次表に、好きな分野なのでこだわりを発揮してる。
苦戦しているのはドレス選び。
そもそもウェディングドレスを着るつもりがなかったので、ここで大変な思いをすると思わなかった。どれを着ても同じだろうと思って提携のドレスショップで軽率に決めた結果、会場で邪魔そうとか、太って見えるとか、今になって色々気になってきたので考え直してる。キャンセル料が痛い。
・ゲストの労力
今でも1番の懸念だし、ゲストへの負担はどうしてもかかると思う。
それでも喜んで来てくれるという友人たちを大切にしたいと思った。
ゲストの労力は考えなくていいと思う。結婚式ってものすごく幸せな気持ちになれるから!(恩師)
葵さんの結婚式なら喜んで行くよ。スピーチ考えておく。(挙式なしに共感してた友人)
私は葵さんに結婚式を挙げてほしいです。お金と時間をかけた以上に幸せな気持ちになれるから。(バイト先の後輩)
迷ってた時、そんな言葉をかけてくれる方達がいて驚いた。
私は、私が思ってる以上に愛されているんだと思った。
・誓いたくない
人前式をすることにした。お互いに対して手紙を読む。
ちなみに食事会をしたいと書きながら、招待する人数を間違えて新郎新婦の席はなくなった。
神への誓いとか、バージンロードとか、ファーストバイトとか、花嫁の手紙とか、やりたくないと思ってた演出は全部やらないのも良い。
・多額の費用がかかる
これが1番ネックでシンプルな課題だった。
私がフルタイムで働くことにした。
昨年まで適応障害を繰り返していて、働くのが怖かった。急にフルタイムで働くことは精神科の先生にも心配された。そんな中で働き始めて、今のところ勤続4ヶ月目(私にしては続いてる方)。やりたくないことをやらなくていい仕事を選んだのが良かったのかもしれない。
結婚式がなければ、今ごろ専業主婦だった。
不純な動機でも働き始めて良かったと思う。
挙げることにした理由
夫のお母さんが望んでくれたとか、感謝を伝える場だとか、以前は書いていたけど、建前だったと思う。
私はIWAIでの結婚式に憧れていたし、執着していた。
結婚式を挙げない方向で決めた後も「後悔のないようにね」と夫や友人が言ってくれるたびに、本当は挙げたいって気持ちがあることに気づいていた。18歳の時に進学を諦めたとの似た感覚で、またしばらくこの後悔を背負いながら生きるのだろうと思っていた。
そこから、”これから友人の結婚式に快く参列できるだろうか”と考えたり、”嫉妬によりアンチ結婚式を拗らせるんじゃないか”という未来を想像して、やりたいことを諦めた結果また自分を嫌いになるのが怖くて、夫に「やっぱり結婚式したいかも」と伝えたのだった。
結婚式の準備を進める中で、結婚式を挙げることにして良かったと思うことの方が多い。万が一結婚式の前に死んでしまっても、結婚式の目標に向かって、泣いたり病んだり喜んだりした人生で良かったと思う。
多くの人が私の迷っている状況を気にかけてくれたので、進捗報告でした。
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