敏感な人間

敏感な人間は、生きづらい。
スルーする力が極端に弱く
色々な事に気付いてしまう💦

私は自分が敏感な人間という
意識は、全くないまま
大人になりました。

中学生の私のポリシーは。
人から聞いた話を絶対に
口外しない事。だった。

それは、いい子でいる事
他人から見て、賢いと言われる
褒められる人間でなければ
ならない。と言う
プレッシャーの中で育ったから
決して家庭内の揉め事や
母親が、相当おかしな人間
と言う事を知られてはいけない。

幸せな家庭、何不自由なく
すくすく育っている子供と
思われなくてはいけない。
決して口外してはいけない。
そんな固い思いがあった。

それが理由か分からない
けれど、中学３年頃から
色々相談を同級生から
受ける様になって、
なぜ自分はこんなに人から
相談されるのか・・・
意味が分からなかった。

それは仲の良い友達だけでなく
あまり話した事ない友達にも
相談されるようになって
そのうち、しっぽなの言う事は
当たる、などと噂され
まるで占い師に相談するかの様に
相談しに来る人が増えた。

私自身は、聞かれた相談に
ただ感覚で適当に答えるだけで
決して、こうしたら良いと言う
誘導の様な答えはしていない。

例えば、これと→これ
どっちを選ぶ方が良いと思う？
と言うような二択、三択には
適当に〇〇ちゃんなら
この選択が合ってる気がする。
みたいな答え方はしていた。

その相談結果がその後、
どうなったか私は聞かないので
相談して来た人にとって
正解だったのか不正解だったか
私には分からない。

20代半ばの時に
同級生の友達の ともだち
私の何の接点もない人の
相談に乗って欲しい。
と唐突に言われ断ったけれど
何度もお願いされて、嫌々
ランチ会に行く事に・・。

私は、知らない人に会う事は
本当に苦手で、苦痛でした。
私・・何やってるんだろう。
お昼から夕方まで
何の興味もない話を聞かされ
心底うんざりしました。

その出来事 以来、
私は相談に乗る事を止めた。
勇気を出した瞬間だった。
また相談したいと言われても
色んな理由を付けて断り
会った時に聞かれた相談も、
さりげなく相手が不快に
感じない程度に切り返した。

占い師の様に当たる。
この噂は本当に私を苦しめた。

敏感な人は、知らない間に
人の顔色を見て、その人が
今求めている事に気付いてしまう。
そんな感じかもしれません。
決して、当たるとか当たらない
などの占い的な物ではなく
ただ、敏感なだけって気がする。

◆HPS（Highly Sensitive Person）
◆ハイリー・センシティブパーソン