8月に読んだ本
9月になっても秋を感じるには程遠く、まだまだ暑い毎日ですね。
読みたかった本をたくさん開いた8月。
自分の記録も兼ねまして、読んだ本の感想とメモのようなものたちをまとめて書いておこうと思います。
細かな詳細は書いておらず、個人の主観的ひとことが並びますので、それでも構わない方はお付き合いいただけると嬉しいです!
ロールキャベツ / 森沢明夫
海も山もある自然に囲まれた場所が物語の舞台。風景の描写がさわやかで心地よくって。登場人物たちが各々の悩みや葛藤に向き合い、つよく立ち向かっていく姿がまぶしい。
チェアリングという言葉を初めて知る。ゆっくり時が流れていくような穏やかな読み心地だった。
”自分の人生を生きる”という当たり前のことなんだけれど、大人になるにつれてだんだんと薄れてゆく気持ちを、そっと思い出させてくれるような本。
きらきらして、それでいて優しい物語。
深く、しっかり息をして / 川上未映子
自分のなかの捉えどころのない感情や、ことばで言い表すことの難しい気持ちを掬いあげてくれるような1冊。
川上未映子さんの文体とリズムが、どうしてもやっぱり好きだと思う気持ちが、読んでるあいだじゅうずっと心の底に潜んでいた。
自分が見えていなかった部分とか、すでに蓋をしてしまっていた感情を掘り起こすような感覚があったなあ。
生きていくなかで、躓きほどの些細で小さな事柄にでも、そっと目を向けてみたくなる。
自分のことでいっぱいになって余裕がなくなってしまいそうなとき、しっかり深呼吸して、お守りみたいなこの本をひらきたい。
今日がもっと楽しくなる行動最適化大全 / 樺沢紫苑
不規則な生活を何とかせねばの気持ちに駆られて、久しぶりにビジネス書を読む。これを読んで、学んだことや取り組みたいなーと思ったことが下記。
寝る前の30分はスマホやめる
睡眠時間はしっかり確保する
寝る時間と起きる時間を毎日一定に
やる気は待っててもやってこない→始めていつの間にか湧いてくるもの
良かったこと3行日記をつけて、幸せな気持ちで眠りにつく
良いコンディションで毎日を過ごすために、取るべき行動とその理由や根拠が分かりやすい!
できることからやってみようの気持ちでいます。
おつかれ、今日の私。/ ジェーン・スー
凝り固まった身体が、ふわっとほぐれていくような。
心のもやもやとかぐるぐるした感情をぜんぶ包み込んでくれる。
みんな日々いろんな場面で戦っているのだよね。
”おつかれさま”って言葉がこんなにも温かくて、優しい。
疲れ切ってしまって、どうにもなんない!って思ってるひとに、読んでほしいです。
あとは、「常識のない喫茶店 / 僕のマリ」も読みました。
この感想は先日書いたので、興味のある方は読んでいただけると嬉しいです。
図書館で予約していた本がもうすぐ届きそうで楽しみ。
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