教員からの転職
教員の転職は難しい?
みなさん、こんにちは。
30歳で教員からIT系スタートアップに転職したこーちゃからーです。
新卒で某自治体の高校教員として採用され、7年間働いた後に転職しました。
同じような環境にある先生方の転職活動に少しでも役にたてればと思い、今回は自身の体験談を記事化することにしました。
さて、早速なのですが、世間でよく言われている「教員の転職は難しいのか?」を教員から実際に転職した私の視点で考えたいと思います。
結論から言うと、「世間で言われているほど、難しくない」が正解だと私は考えます。
何故教員の転職は難しいと言われるのか?
流行りのchatGPTに聞いてみました。
教員が他の業種に転職するのは難しいとされる理由には次のようなものがあります:
専門性の違い:教育や教員という業種に特有の専門知識やスキルがあり、他の業種には異なる要件があるため、調整することが難しいことがあります。
経験不足:教員は一般的に他の業種で培われるスキルや経験が不足していることがあり、競争力が低くなる可能性があります。
職種イメージ:教員という職種は特定のイメージがあり、他の業種に転職する際にそのイメージが障壁となることがあります。
年齢制限:多くの企業では年齢制限があり、年齢が高い教員が他の業種に転職する際に障壁となることがあります。
さすがですね。
私の転職活動の経験からいっても、どれも間違っていないなと思います。
特に、1と2がかなり致命的な気がします。
教員で培ったスキルって、一見するとマジで他の業種では役に立てることができなさそうですよね。
ただ、これって見せ方次第では意外と解決できるんです。
今回は、主にその話をしていこうと思います。
スキルや経験の不足をどのようにカバーするのか?
いきなり核心なんですが、ここが一番重要です。
教職一筋でやってきた以上、他業種で通じるスキルや経験が無いのはどうしようもない。営業なんてやったことないし、名刺交換すら危うい。。。
今まで出してきた業績なんてのもないよなあ。
私もそんな状態でした。
そこで、私が思ったのが次のことです。
「他の教員はやっていなかったけど、自分だけが率先してやってきたこととその成果をアピールしよう。」
これが実際にどの企業の面接でもクリーンヒットしました。
もちろん、スキルや経験が豊富な人も企業は欲しています。
ただし、世の中にはそんな都合の良い人材はなかなかいないものです。
都合の良い人材が見つからないとなると、企業は「未経験可」の募集を出すことになります。
では、企業側はどんな「未経験」の人材を欲しているのでしょうか。
私がいくつもの企業との面接の中で見出した答えは
「自分で考えて行動し、何らかの成果を出すことができる人」
を企業は欲しているということです。
そしてその成果は、必ずしも営業業績などの数値的なものである必要はないということなんです。
だからこそ、私の
「他の教員はやっていなかったけど、自分だけが率先してやってきたこととその成果をアピールしよう。」
作戦が功を奏したんですね。
書類が通過して面接までたどり着いた企業(4社)からは、すべて内定をいただきました。
では、以下に具体的にはどのような「行動と成果」を私が面接で示したのかを列挙します。
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