なんの仕事をしたらいいか悩んでいる人は飛び込み営業は一度はしてもいい【訪問販売営業シリーズ①】
この記事では仕事をなんにしようか迷っている人は、「飛び込み営業」は一度は経験してもいいについて紹介します。
やりたいことがなくて、「就職先や転職先にどんな仕事を選んだらいいかわからないってこと」ありますよね。
そんなときは飛び込み営業の仕事をしてみるのがいいです。
飛び込み営業の仕事でいろいろと経験値が積めますよ。
この記事を書いている私は営業歴8年、そのうち訪問販売(飛び込み営業)の営業を1年していたことがあります。
仕事選びに迷っている人は、「好きな仕事がない」、「やりたい仕事がない」、「前職でやりがいがみつけられなかった」、「転職したいけどどんな職種についたらいいかわからない」っていうのがあるかと思います。
そんな方はいちど訪問販売の営業につくのがいいです。
わたしが訪問販売の営業をするきっかけは、好きな建築の仕事ができるリフォームの会社だと思い面接を受け、実際仕事に就くと実は住宅のリフォームの訪問販売営業で、まったく思ってもみないことでした。
営業の経験はそれまでなく、それでも、「まっ、とりあえずやってみるか」という気持ちで飛び込み訪問を始めたら、実際やってみてよかったコトが多かったのです。
ここでは、仕事になにをしたらいいか迷っている人に、訪問販売営業をすることで私が何が得られたのかを共有し、訪問販売営業が、転職先の一つの手段として考えていただけたらと思いこの記事を書きました。
この記事の内容
なんの仕事をしたらいいか悩んでいる人は飛び込み営業は一度はしてもいい
他の営業と訪問販売営業(飛び込み営業)の違い
私が訪問販売の営業をおススメする理由
なんの仕事をしたらいいか悩んでいる人は飛び込み営業は一度はしてもいい
訪問販売営業(飛び込み営業)とは
訪問販売営業(飛び込み営業)とは、見知らぬ自宅に訪問し、見知らぬ家の人と話をして商品やサービスを売ることをいいいます。
みなさんの自宅に訪問販売の営業マンが来たことあるでしょうか。
私の経験でいうと新聞の契約、布団、キッチンの配管に取付ける生ごみ処理機、大工道具(父親が建設業だったので)とあります。
イメージは押しが強く、しつこく、話を聞くとだまされるかもしれない、といった印象でしょうか。実際、同じ寮にいた同僚が高額の布団を買わされたということがあります。
そのときは、「へー、あんなデパートでどこでも買えるものを、くそ高い訪問販売から買う人がいるんだなぁ」という気持ちでした。
それから何年か経って、まさか自分が訪問販売をする立場になるなんて思ってもみませんでした。
飛び込み訪問営業の種類
飛び込み訪問営業の種類はどんなのがあるでしょう。
あなたも下記のセールスマンが自宅に来たおぼえはありますでしょうか。
有名どころでいうと
・布団
・ソーラー温水器
・ソーラー電気
・インターネット回線
その他
・シロアリ駆除
・アパートなどの土地活用
・百貨辞典
・教材
・浄水器
・大工道具(父親が建設業だったため)
などがあります。
他の営業と訪問販売営業(飛び込み営業)の違い
訪問販売営業は、他の業態の営業とどのように違いがあるのでしょう。
他の業態の営業を新車ディーラーとすると既存顧客と新規顧客への営業があります。
新車ディーラーの営業の場合
既存顧客への営業
自分の勤める店から車を購入した既存客がいて、既存客の車のアフターフォローをし、時期がきたら乗り換えを進めたり、既存客の家族、友人、知人の紹介をしてもらったりします。
新規顧客の営業
自分の勤める店で購入したことがない人。ショールームにきたお客さんの対応。
と必ず既存客と、新規客が存在します。では、訪問販売営業はどうでしょう。
訪問販売の営業の場合
飛び込み訪問営業は常に新規客を開拓していきます。
既存客からのリピートや知人を紹介をしてくれるといったことはほとんどありません。
なぜかというと、訪問販売で扱う商品は、実は市場に出回っていて訪問販売でなくても買えますし、金額も市場よりかなり高くなっています。
それを飛び込み訪問の営業マンは、ことば巧みに「いかに今買うとおトクか」を説明し短時間で契約を結ぼうとするのです。
購入者側としては、契約したあとで冷静になってから他で金額を調べたり、別に今すぐ買わなくてもよかったと思い、それでだまされたとまではいかないまでも、「こんなんでは人に紹介できないな」となってしまうのです。
そんな世間から疎んじられることもある訪問販売の営業マンですが、なぜ私がおススメめするのかという理由を説明していきます。
私が訪問販売の営業をおススメする理由
訪問販売の営業をすると何を得られるのでしょう。
商いの基本が学べる、訪問販売営業は行商と同じ
営業に必要な即決力が身につく
転職や起業にも役にたつ
次でそれぞれ解説していきます。
商いの基本が学べる、訪問販売営業は行商と同じ
商売の基本である、物を売るということを経験できます。
日本も商店が今のように多くなかったころは、たくさんの行商とよばれる物売りが天秤を担いでモノや食品を売っていました。
私はフィリピンに住んでいるのですが、路上ではピーナッツ、タバコ、フルーツ、野菜、キャンディ、服とたくさんの行商にであいます。
彼らは人が通るたびに声をかけたり、商品を目の前にもってきて見せたり、値段を聞いただけなのにもうビニール袋に入れたりして、自分なりに売る工夫をしています。
「大変な仕事だなぁ」と思うと同時に、「いかに売ってやろうかという商売魂はすごいなぁ」と関心します。
その行商と同じ立場になれる仕事が訪問販売の営業です、心理作戦でことばたくみにお客さんに興味をもたせモノを売るのです。
営業に必要な即決力が身につく
訪問販売の会社では、他の営業職の会社よりも即決を特に意識していました。
私の経験した訪問販売の営業は、住宅のリフォームで契約金額が高額でしたので、副主権者の奥さんだけでなく主権者である主人にも同意してもらわないと、最終的に契約にはいたりません。
主人が決めても奥さんに話したら反対ということもあります。
主権者=家の中でお金を払う権限のある人、主人の場合が多いが、家庭によっては奥さん、祖父、祖母、同居の息子の場合もある。
副主権者=家の中で主権者をサポートしている人、奥さんの場合が多い。
営業マンが自宅に訪問して、まずは奥さんか主人に会い、さわりの部分だけを話して興味をもってくれたら、「奥さん、又は主人に会って話をしたい」とお願いするのです。
こうして奥さんも主人も興味をもったら、「本題であるくわしい話は上司がするので、2人に聞いて欲しい」とお願いします。
そして主権者、副主権者をそろえたアポイントを取り、その日に上司がクロージングをするのです。
この上司のクロージングで1時間後に何百万円もする契約が決まってしまうというのを幾度となく目の当たりにしてきました。
なかにはリフォームなんかぜんぜん考えていなかったという夫婦も、契約書にハンコを押すのです。
クロージングが決まりやすい上司は、人間味があるというのか、迫力があるというのか、夫婦ともども、「会社のおえらいさんが、わざわざ自宅まできてくれてるのに、ここで契約しなくちゃ悪いよな」みたいな、ことわれないような雰囲気になり、完全に上司のペースに巻きこまれてしまうのです。
このように普通の会社にはいない、敏腕の営業マンたちのクロージングを間ぢかでみられ、営業に必要な即決力や交渉力を身につけることができるのです。
転職や起業にも役にたつ
訪問販売で成績優秀な営業マンになれれば、他の仕事に転職するさいにも、起業するさいにも必ず役に立つでしょう。
なぜなら訪問販売で成績優秀な営業マンになるには、何件もの見知らぬ家の玄関をたたき(玄関のインターフォンを押すことをいいます)何人もの人からことわられ、その中から話しを聞いてくれそうな人を探しつづけ、やっとの思いで契約にいたるからです。
それは並々ならぬ忍耐力や、精神力の持ち主でないと続けられません。
いく度となく失敗した中に、ほんのわずかな成功があるといいます。
訪問販売営業でいうと、「失敗は家の人に断られること」をいい、「成功は契約が締結したとき」です。
訪問販売営業から得られる、無から有を生むという知恵と、並々ならぬ忍耐力や精神力は必ず別の仕事や起業で役に立つといえます。
また、営業で成績をあげていると自分に自信がつき、女の子からもモテるようになりますよ。
まとめ
この記事で説明したように、転職や起業に必ず役にたつ訪問販売の営業は、やりたい仕事がみつからないなら一度はやってみることをおススメします。
次回も訪問販売に関することをとりあげていきます。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
次回またお会いしましょう。
でわっ!
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