座右の銘は『気楽』。言葉の意味の深掘り。

小学生や中学生のときに、『１分間スピーチ』ってやりませんでしたか？

朝の会とかで、１日１人。
お題に沿った話を、みんなの前に出て１分間するっていう企画です。
あ、1日にやる人数とかは、学校とか担任の先生ごとに違うと思いますよ。

この企画が苦手な子が多い中、私はけっこう好きでした。
なので、原稿もスピーチも困ったことがなかったのですが、１回だけ困ったことがあります。

それは……『座右の銘を紹介する』というお題のとき。

そもそも座右の銘なんて、小学生とか中学生のときですよ？それまで考えたこともなかったので悩みました。

そして考えた結果。

『気楽』

この言葉を座右の銘にしました。
絞り出して出した単語でしたが、決めたあと自分の中でしっくりきました。

あ、そもそも『気楽』の意味なんですが、

 心配や苦労がなく、のんびりとしていられること。また、そのさま。
 物事にこだわらないで、のんきなさま。

goo辞書（デジタル大辞泉）

って調べたら出てきます。

楽天的なイメージですね。
私も最初は、「気が楽。いいかも～」と選んだんですが、スピーチ原稿を作るのに『気楽』を深掘りしていたら、「めちゃくちゃ良い言葉かも！」となりました。

なぜかと言うと、『気楽』は、『努力』と紙一重だと思ったからです。

だって最終的に『気楽』でいられるのって、そこまでの積み重ねがあるから。
自分の中に確固たる自信がないと、気持ちは楽にならないでしょう？

勝手に解釈したのに、私はこの考え方が気に入ってしまって、１分間スピーチでそのまま言いました。

『気楽』は今でも、私の座右の銘です。
座右の銘を考えたことがない方、よかったら『気楽』を座右に銘にしてみてください。

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