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【10/10開催】子どもアドボカシー出前講座 ※痛恨の告知遅れ

福岡の子どもにかかわる活動をしておられる個人、団体さまへぜひお知らせしたいこの講座。

子どもの声を聴き、子どもの権利をまもる「子どもアドボカシー」の制度が、2024 年度から施行されます。

その活動の先駆けとも言える講座が、しおらぼにて開催できることとなりました!

アドボカシー?アボカドに似てるね??などと言われてしまうのですが、、、

『子どもアドボカシー』とは、端的に言うと子どもが声を上げることをサポートする活動のこと。その勉強会ともいえる今回の出前講座。地域、学校などで子どもに関わる方対象ですが、ご家庭でお子さんとうまく会話ができていないと感じている一般の保護者様ももちろん参加可能です。

子どもアドボカシー出前講座inしおらぼ

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日時:2022年10月10日(祝月)16:00~18:00
場所:学び舎しおらぼ
参加料:2500円
対象:地域、学校などで子どもに関わる方、子育てでお子さんとの関係で悩んでいる保護者
講座内容:子どもの権利とおとなの役割を整理するワーク、スモールステップで対話する演習、子どもの話の聴き方
お申込み:しおらぼホームページお問い合わせフォーム


OPEN当時のチラシ


〈学び舎しおらぼ〉、実は10/10でちょうど6周年なんです。その記念日に、このような講座を開くことができ、感無量なんですが…

なんと私が9月後半、コロナに罹患してしまい、家族内で次々広がり、ずっと家から出られない生活に(涙)。

そのため、告知活動が不十分になってしまいました。せっかくの機会なのに、泣きそう)

ああ、告知せねば…PCのデータがしおらぼにあるから、はやく復帰して告知を…と、思えども身体動かず。高熱で寝込みながら、ここ数年の子どもたちの傾向などを考えていました。

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コロナ期にはいる以前からこの傾向はあったような気がしていますが、子どもたちから外へ向けて訴えかけるパワーが減っているように感じています。

結婚もしなくていいし…というし、なりたい職業は?と聞いても反応がいまいちです。学校で嫌なことがあっても、それを変えるための意見を表立って言う、ということに辿りつかない。

おかしな校則やクラスルールがあっても、「だって言っても変わらないから」「言って揉めるだけ損だから」と現状に甘んじてしまう。親が代わりに言おうか?となっても、「モンペ扱いされるだけだから、やめて、目立たないで」と言う。

その根底は、あきらめ続けてパワーが湧いてこない、いまの子供たちの現状が見えています。

私たち親が、なにか言い方を間違ってしまったのだろうか?
毎日暗いニュースが流れてしまっているからだろうか?

いろいろと考えられますが、いまから自分たちにできることはなんだろうか?と思ったときに、ひとつ「子どもの話を上手に聞くスキル」を身に着けることではないかなと思うのです。

言いたいことを言っても大丈夫だ、と思える居場所作り。
そして、受け入れる大人側の心の持ちよう。

その下地があって初めて子どもたちは、自分が本当に言いたいことは何かを考えることができるようになるのではないだろうか。

イマドキのやる気のうすく見えてしまう子どもたちは、言わばエネルギーが枯渇している状態。どうやって、本当の奥底に眠る希望や反論を引き出せるのか、毎日考えています。

そして、「話を聞くスキル=傾聴」はカウンセリングやコーチングの場でもとても重要なものですが、個々人の性格や考え方とはまったく別ものであり、技術として磨くことができるスキルなんです。

今回の出前講座は、そういった勉強会として、自分の知識やスキルを磨き、気軽に相互質問ができる場として、みなさんに参加してほしい。

この、アドボカシー講座は、もしかしたら来年度以降もっと大きな会場で無料で聞くことができる機会もあるかもしれません。

ですが、しおらぼ開催は、グループワークするのにちょうどいい10人前後で開催したいと思っています。

たとえば幼稚園や小学校などでお仕事されている人。
塾や習い事の先生。
不登校の子供たちを支援している団体。
地域の行事などにかかわる人。

子供たちのSOSに敏感に気付けて、手を伸ばせば届く人。

そういった人たちと一緒に勉強したい。

ぜひとも、期日は迫っていますが!!
ご興味ありましたら、ぜひご連絡お待ちしております。

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学び舎しおらぼ 木下夕紀


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