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ただのワーママが地域コミュニティ&レンタルスペースを開業した経緯③

ワーママとしての働き方を模索する出発となった会社退職後。

それほど間を置くことなくハローワークで「建築CAD」を取得できる訓練コースに入ることができたのちの話。


ただのワーママが
地域コミュニティ&レンタルスペースを開業した経緯②

の続き!!

■求職者支援訓練校でCADの資格を取得

自転車圏内にある、建築事務所が指導してくれる訓練校にて、4か月間の勉強です。

所定の条件に該当し、遅刻や欠席などのルールを厳守すれば、職業訓練受講給付金として10万円をもらいつつ通える…という方法もあったけれど、子供たちの病気など不確定要素が大きすぎたため、給付金は断念。

結果としては、4か月の訓練期間中に心配していたほど休むこともなく通うことができ…。ほんと、病気に強い子供たちに感謝です。

この訓練校に通っていたころのタイムスケジュールはこうです。

準備は私、朝は夫が子供たちを保育園まで送る

9時~16時まで訓練校で勉強(自主勉強のため、1時間程度残ることも)

18時前に保育園に子供たちを迎えに行く

帰宅後に怒涛の炊事洗濯(掃除後回し。笑)をして、風呂・寝かしつけ

子供が寝たあとで家事の残りと明日の準備をする
(これくらいの時間に夫が帰宅)

わが夫は、多忙な課に配属されていたため、とにかく毎日帰りが遅い!
朝保育園に連れていってくれるのと、お風呂掃除(たまに夕飯の茶碗洗い)くらいしか分担できていませんでした。

そして炊事ができないため「夫が帰宅したら夫の食事を用意する」というのがけっこう辛かったのを覚えています。。

自分であっためて食べてくれよ…と思ってたけど、無職期間中は自分に発言権がない気がしてしまって、ちょっと我慢しすぎたと今は反省しています。

毎日のCADの勉強はとにかく楽しく、そのころ一緒に学んだ仲間とは年齢が全然違うけど今でも親しくしています。大人になったからこそ、新しいことを学べる喜びがありました!

そんな訓練校で4か月の間に何を習得したか?
単にCADソフトを扱えるというだけではなく、実際に仕事で書く可能性のある具体的な図面のトレースなどもたくさんさせてもらえました。

その中で「Google Sketch Up」という3Dモデリングソフトにかなり興味を惹かれ、授業で少し触ったのをきっかけに自主的に本を買って勉強を進めました。無料ソフトというのも無給主婦にはありがたかった。

3Dモデリングは、ゲームのダンジョンを作ってるイメージというか、リカちゃんハウスを作ってる感じというか…今の図面や内観パースの仕事への流れはここから始まったと言えます。

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↑当時練習で作った3Dのため、構造計算などはガン無視しております。笑
「いやいや、そんな長さの窓を作るには水族館の水槽並みの厚みが…」などのクレームは受付ません!!!

住まいを考えるのって、すごく面白いな、奥深いな、と思いました。

単にCADトレースなどではなく、リアルな間取りを書きたいと思い、派遣会社ではなくリフォーム会社や不動産会社に絞って就職活動をしました。

■次の仕事先のリフォーム会社は週4パート勤務

ただでさえ忙しいワーママとしては、通勤時間が無駄に思えて、数ある求人の中から見つけたのは家から徒歩圏内で見つけたリフォーム会社!
事務のパートを募集していたけれど、面接時に「CAD図面書けます!グラフィックパースも勉強していきたいです!」とアピールし、無事に採用にこぎつけました。

正社員ではなく、週4日のパートタイマーを選んだことで、平日のうち1日は溜まった家事をすることができるようになり、ぐっと家事の負担が減りました。

ここで夫婦間での家事分担を話し合うことを選ばずに、自分の働き方を変え、セーブすることで「家事+育児+仕事」という人生の繁忙期に対応したしたことが良かったのかはちょっと疑問です。

■リフォーム会社で丸3年

週4のパート勤務を丸3年。未経験ながら、3Dパースのソフトを会社で購入してもらい、内観グラフィックパースを任されるくらいにまで成長。

最後の1年は新たに「設計部」もでき、ものすごい数の図面と内観パースを描いて描いて書きまくる日々。
パートを退職するときに数えてみたら、図面もパースも合わせたら3千枚くらい書いてました。笑

数値のない、webに落ちているだけのなんちゃって間取りとかから
before/after とか描いてましたからね・・・。
(いや、それは褒められたハナシではないのですが)

結構なムチャ振りにも踏ん張ってきた結果です。
でもお給料は…時給1000円まででストップ。

もっと現場調査にも行きたいし、完工したら見に行きたい。

そんな気持ちもムクムクと…。

このころ、病気に関しては健康優良児な子供たちが、先天的な疾患での入院・手術が立て続きました。

もう少し、自分で時間をコントロールできたら。
仕事はちゃんとキッチリやるし、
やたらと謝りながら職場で立ち回るストレスを減らしたいな。

よし、フリーランスとして独立しよう。

そしたらもっと自由に現場に行ける。
在宅で仕事をできるなら、子供の体調不良や病院のときに「すいません」と頭を下げて回り、罪悪感を感じなくてもいい。

何千枚も図面とパースを書いているんだもの。
パートと言えども、経験値は溜まっているはずだ!

あわよくば、いま働いているリフォーム会社からもお仕事いただこう(笑)。

正社員以外は副業OKというルールを活かし、パート勤務を辞める半年前にフリーランスとしての開業届を提出。

半年間の「フリーランスとパート勤務の2足のわらじ」期間を経て、そっと独立しました!


ただのワーママが地域コミュニティ&レンタルスペースを開業した経緯④
へ続く・・・!!

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