深夜の子猫の声 ~え?そういうクレームと思ったの?~
先週末の話。
金曜くらいからか、ひっきりなしに鳴き叫ぶ猫の声が聞こえていた。
たぶん、声からしてかなりまだ小さい子猫。離乳したかしてないかくらいの、お母さん猫を呼ぶ「ミャオ!ミャオ!」という甲高い声。
うちはマンションの2階角部屋、かなり近いところから聞こえる。と、いうことは・・・
隣家とマンションの間の壁にでも落ちた?
うちの真下にある、ごみ置き場あたりか??
夜になっても聞こえるので、窓から光を照らしてみてみたり、1階まで下りて聞こえたあたりをウロついてみたり・・・。
声に近づくと、ピタっと声が止むので、はっきりとした場所がわからない。んで、部屋に戻ると、また絶叫するような子猫の声。
捜していると、同じマンションの人がちょいちょい出てきて、やはり子猫の場所を探っている様子だ。
うちはペット可のマンションだから、わりと動物好きな人が多く、みんなで「いませんねぇ」「お隣の塀の内側でしょうか??」と言いながらウロウロ…。
結局土曜日になっても声は聞こえ続けていたけど、姿は確認できないまま。たまに、大人猫の声も聞こえていて、お母さん猫のほうも探しているのかも?という感じで。
もしかして、鍵のかかっている不燃ごみ置き場のほうに、
子猫だけ入っちゃってるのかも?
だとしたら、、、月曜になってもカギは開かないよ!!と不安になってきた。(週明けは第2月曜だからね)
ゴミ置き場は何回も覗いてみた場所だけど、臆病な野良子猫がこちらからは見えない角度に隠れていたとしたら、見逃している可能性はある。
(例えばあの柱の陰とか、この塀の真裏とかね・・・)
大人の猫は塀までジャンプできるけど、子猫は無理な高さだ。上にあるカラスよけネットの隙間とか、いくらでも子猫が転がり落ちる隙間はある。
明るくなるのを待って、そお~っとゴミ置き場に忍び寄って、バッと中を覗いてみたら・・・いた!!!!
すぐに隠れたけど、黒い子猫が一瞬見えた。
部屋に駆け戻って、キャットフードを一握りつかんで、ゴミ置き場のフェンスから投げ入れてから仕事に行った。お水を入れたかったけど、どこからも手も入る隙間がなくて、断念…。とりあえず、仕事中にマンションの緊急電話に「ゴミ置き場のカギをすぐにでも開けてほしい」と連絡してみた。
数日ずっと小さい子猫が閉じ込められている。
夜中もずっと鳴いていて、今朝やっと場所を特定した。
お母さん猫は近くにいるっぽいので、開けて外に出してあげるだけでいい。
そういう内容で伝えて、後にセキュリティの人から「鍵を開けたら、子猫いました!」と連絡が入り、一件落着!
夕方見てみると、キャットフードも全部食べてたみたいだし、鳴き声はすっかりしなくなって、お母さん猫と会えたかなぁ・・・と一安心だった。
++++
次の日、管理人さんに呼び止められて、猫の件で会話した。
ゴミ置き場に猫が入り込んでたそうで、
深夜もうるさかったそうで。ご迷惑をおかけしました!
ゴミ置き場にも、忌避剤を撒きましたので!!
・・・え? 忌避剤??
そんなの猫からしたら、落ちて外に出られないのに、忌避剤が床中に撒いてあるとか、ただの地獄じゃん!!
認識の差にショックが大きかった。。
私は深夜にうるさかった!みたいなクレームで電話したのではなく、早く出してあげないと死んじゃう!と思ったからなんだけど・・・?
忌避剤撒くとかで排除してほしいんじゃなくて、外から入れないようにネットやフェンスをしっかり補強したらいいんじゃないの??
「私、キャットシッターやってるので、猫の声うるさいとは思いません」
「無事に出られたならほんと良かったです」
と伝えましたが、猫が好きな人とそうでない人では、こんなにも認識に差が出るのかとホントびっくりしたよ・・・。(管理人さんが猫嫌いかどうかは知らないけど)
忌避剤より、フェンスやネットをどうにかしてくれ、とお願いしたけど、どう思ったかなぁ。
同じ事象でも、人と自分との捉え方は違う。それを踏まえて、こちらの気持ちや要望を正しく伝えないといけないな、、と思った週末だった。
++++
さて、このことも踏まえて、私が講師をするワークショップのことをお伝えしておこう。 (宣伝かよ!笑)
今回のことが活かせそうなのは、「アサーションスキル」かな。
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