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ワーママは、子ども会を改革したい⑤~改革具体案後編~

ワーママは、子ども会を改革したい④~改革具体案前編~ の続きです。

さて、④でも書きましたが、改めて提案の骨子を↓↓

運営負担を減らし、魅力あふれるイベント内容で
たとえ自由入会としても会員数を保ち、
維持できる子ども会を目指す!

アンケート
 ↓
イベントでの運営負担を減らす
 ↓
定期業務の運営負担を減らす

というのを④で考えてみました。続きを考えていきます。

オンライン化、ペーパーレス化を図る

③でも触れた内容ですが、もう少し具体的にしてみます。まず、子連れでの夜間や土日の出事が辛い、というところの解消です。イベント数が減れば、それにまつわる準備などが減りますので、定例会自体も簡略化(短時間or2か月に1回など)できる可能性が広がります。

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定例会議メンバーにZOOM会議のやり方を浸透させるため、zoom講座などを受講してもらう必要はありますが、録画も可能なため、議事録としてデータを残せるようになります。(ゆえに、オフレコが通用しなくなるか?!)オンライン会議が浸透すれば、在宅での会議参加が可能になるため、コロナ感染拡大のような緊急事態でも会議を進めることができますね。休んでしまっても、議事録データを見ればいいので、書記さんのお仕事が減るはずです。

ペーパーレス化のほうは、各町内では少しずつ進められています。うちの町内では、主にLINEグループで一斉に情報を共有することができていますね。が、「本日みなさんのポストに資料を投函しました、ご確認ください」というような感じで、ペーパーレス化までには至っていません。用紙を配り、出欠や氏名などの個人情報を記入が必要なものは切り取って役員の人が集める、などのやり取りがまだまだ多いです。LINEだと、利用していない方が一定数いますし、安全性について疑問視する方もいますので、クラウド上でデータ管理できるサービスを利用できるといいですね。紙でもらった資料を紛失してしまった!というときも、アクセスしてデータを見ることが可能であれば安心です。

PTAで、オンライン化を効率よく進めている学校もたくさん出てきているので、そういったところの運営やシステムを取り入れて、時代に合わせてみなんで勉強していけば、今後当たり前になっていくであろう学校のオンライン授業への対応もスムーズで一石二鳥です!!

活動をイベント重視から地域防災にシフトチェンジ

うちの地域の強みである、『地域での密接なつながり』を最大限活動に活かせる改革があります。それは、有事に強い地域防災作りへのシフトチェンジです。実は、防災関連の知識を深めるワークショップは、町内などのスモールワークショップが最適な規模なんです。自分の地域にどういった危険性が予測できるのか、ハザードマップを確認したり、定期的に賞味期限を確認しながら、期限が近い備蓄食料品を食べてみたり。

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同じ町内に、どこに避難困難者がいて、必要な物資リストをどう届けてあげたらいいのか。有事の際にどのように動くのが最適なのか考えたりすることを始めてはどうでしょうか。各家庭での自助・そして町内ごとの共助を防災士主催でセミナーやワークショップから学び、子供リーダーの活動に繋げていけたら、地域防災のモデル地区も目指せる、強い地域だと思います。

うちの地区は外国人も多いため、緊急時に困らないよう情報伝達をどうするの?という問題や、支援物資の食べ物の中に、赤ちゃんの離乳食・ミルク・オムツ、介護が必要な人の物資、宗教上の問題をクリアできる食料品(ハラールなど)は用意はあるのか、アレルギーの人は?ペット連れの避難先は?などたくさん考えることはあります。

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これまでは、どうしても「交流のためのイベント」色が強く、スポーツ大会や祭りなどがメインイベントとなっていました。今後は予算や活動内容を見直し、地域の中でも特に有事に弱い立場になりそうな人へ向けた活動へシフトチェンジする時が来たのではないでしょうか。

自由入会でもOKに

こうやって、地域全体で案を練っていき、実現に向けて改革を進めることができたならば・・・子ども会を自由入会にしても存続できる人数を確保できるはずです。「このイベントに子供が参加したいって言ってる」「これくらいの負担ならば、働いていても役員を受けられる」という安心感を作って、一定数の方たちからの協力を得られればいいのです。

物事を変えることはとてつもないエネルギーが必要で、私も何度となくこの言葉を言われました。

前例がないからダメです

・・・わかっています!!いまこそ前例を作ろうとしているんですから。

この地域を愛しているので、誰も苦しくならないための改革をしたいんです。そのうえで、魅力あふれる子ども会になるよう、ご協力や意見交換していただける方、大募集しております。笑


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