新入社員紹介|開発に携わる技術が世の中を変えるかもしれない|ソフトウェアエンジニア
こんにちは。Sinumy広報担当の福島です。
当社は、「シームレスな体験で世界を幸せにする」をミッションに、独自の特許技術「Sinumy Technology」の開発を行っています。
こちらのコーナーでは、新入社員インタビューをお届けしていきます。当社の社員がなぜSinumyを選んだのか、入社後の印象や仕事内容などをお伝えできればと思います。
今回は、2024年4月にソフトウェアエンジニアとして入社した穴井さんのインタビューです。Sinumyでのモバイルアプリ開発についてもお話を伺いました。
モバイルアプリエンジニアへの転向
福島:本日はよろしくお願いします。ムードメーカーの穴井さんが入られて、社内の雰囲気が以前にも増して明るくなったと伺っております。
穴井:(そう言われて)うれしいです。よろしくお願いします。
福島:穴井さんはまだ20代とお若いですが、色々な経験を積まれていますよね。はじめに、穴井さんのこれまでのキャリアについて教えてください。
穴井:新卒で自動車業界の会社に入りましたが、自分の将来を考えて、IT業界にキャリアチェンジしたいと思うようになりました。iOSユーザーだったこともあり、iOSエンジニアになろうと決め、会社を辞めて勉強を始めました。
福島:会社を辞めて勉強に取り組むとなると覚悟が入りますよね。どのような勉強をされたのですか。
穴井:モバイルアプリ開発の流れや、開発に必要なSwift言語、開発に関わる技術としてGitの勉強などに取り組みました。
スタートアップで働く面白さの一つは、裁量の大きさ
福島:穴井さんは大企業もスタートアップも経験されたそうですね。
穴井:はじめに勤めた会社は歴史のある大企業です。一つ目の会社を辞めてプログラムの勉強をしている時に、スタートアップで業務委託の形で働きました。次にIT業界の歴史ある企業で正社員として働き、その次が現在のSinumyなので、業務委託の会社も含めるとSinumyは4社目になります。
福島:日本の伝統的な企業とスタートアップで交互に働かれたことになりますね。Sinumy入社までの転職活動では、スタートアップに絞っていたのですか。
穴井:スタートアップに限定していたわけではなく、モバイルアプリエンジニアという軸で探していました。ただし、スタートアップと大企業のどちらにもそれぞれの良さはあるものの、自分には個々のエンジニアの裁量権が大きくなるスタートアップが向いていると思っていました。
福島:転職活動を始めて、すぐにSinumyと出会いましたか。
穴井:転職活動を始めてからSinumyの内定が決まるまでは、だいたい3〜4ヶ月程度です。いくつかの企業を検討しましたが、Sinumyが一番インパクトが大きく、第一候補でした。
福島:Sinumyのどういうところに惹かれたのでしょうか。
穴井:「世の中を変える可能性がある技術」という点が一番大きかったです。自分が開発に携わる技術が世の中を変えるかもしれないと思い、ワクワクしました。一口にモバイルアプリ開発と言っても、その技術をどこに生かすかという点では全く異なります。Bluetoothでハンズフリー認証するというSinumy Technologyは他にはない固有のものなので、自分の経験を生かしつつ、新しい知見を得られる場所だと思いました。
福島:スタートアップと大企業の両方を経験された穴井さんだから言える、スタートアップで働く面白さはどんなところでしょうか。
穴井:一番は、個々の裁量の大きさです。今はエンジニアなので、技術的な側面での決定権が大きいと感じています。その他では、お客様との距離が近いということも挙げられます。お客様との打ち合わせに、エンジニアも同席して技術的なことを直接ご説明することもあります。事業に直接携わっているという感覚を得られますし、お客様の温度感が直に伝わってくることも大きいです。これもスタートアップならではのメリットだと思います。
新しい技術開発にチャレンジできる環境で、日々の成長を感じる
福島:現在のお仕事について教えてください。
穴井:「ハンズフリー設定アプリ」におけるフロントやサーバーサイドの開発、Sinumy Technologyのパッケージ化対応等に携わっています。
「ハンズフリー設定アプリ」とは、スマホユーザーがスマホでSinumy Technologyに基づくハンズフリー機能を利用するためのインターフェースのことで、 各社が提供するアプリに手軽に連携させることができます。各社は自社アプリに「ハンズフリー設定アプリ」を連携するための開発をすると、Sinumyのハンズフリー認証を導入していただけるというわけです。
現在は、Sinumy Technologyを用いてハンズフリーの導入を検討される企業様との連携事業が進んでいます。そのため、この「ハンズフリー設定アプリ」が事業戦略上、重要なポジションに据えられることになりました。
今はまだ実証実験段階の事業が多く、規定の「ハンズフリー設定アプリ」を利用して、Sinumyのハンズフリー技術をお客様に実際に使っていただいています。それがうまくいくと、次の段階に進み、個々のお客様向けに改良するか、あるいはイチからアプリを開発するのかということになりますが、その辺りはこれからです。
福島:「ハンズフリー設定アプリ」は入社前からあったものですか。それとも穴井さんが開発されたのですか。
穴井:ベースとなるものはありましたが、完成しておらず、追加開発を進めてお客様に提供できるレベルにまで持っていきました。これまでにない技術の開発をしているので、新しい知識を取り入れながら進めています。既存アプリの改良や既存技術の流用で完結するものではないので、やりがいがあります。
福島:大変そうですが、お話を伺っていても楽しさが伝わってきます。
穴井:勉強しながら新しいことに取り組むので大変な面もありますが、楽しいです。できることが日に日に増えて、自分自身の成長を感じています。アプリ開発、サーバーサイドの開発と、仕事の幅も広がってきています。何より一人ひとりの能力の高さを実感しており、業界トップクラスのスキルを持つメンバーと一緒に仕事ができることも学びに繋がっています。
福島:裁量権が大きいことがスタートアップの魅力の一つだと伺いましたが、実際に働き始めて裁量が大きいと感じていらっしゃいますか。
穴井:開発はチームで取り組んでいるので、最終的な製品化まではプロジェクトマネージャーやプロダクトマネージャーとも相談しながら進めています。ただし、アプリ開発における技術の選択などは任せていただいています。
福島:入社されてまだ数ヶ月ですが、ご自身の分野に関してはしっかりと任されているわけですね。
リモートワークが基本、月2回は東京オフィスへ
福島:穴井さんは遠方にお住まいなので、リモートワークが基本だと思いますが、どのようなスタイルで働かれていますか。
穴井:通常はリモートワークで働いていますが、月に2回は新幹線に乗って東京オフィスに出社しています。また、開発チームの「朝会」が毎日オンラインであり、メンバーそれぞれが前日の振り返りと本日やることを共有するので、コミュニケーションはしっかり取れています。全社の定例ミーティングもあり、部署を超えた情報共有も進んでいると思います。
月2回の出張は会社の出社推奨日に合わせて行きます。他のメンバーともオフラインで会えるので、完全なリモートワークではない点も気に入っています。
福島:月2回だと負担も少なく、オフラインコミュニケーションも取れる。ちょうど良い頻度ですね。
穴井:東京へ行く日は他のメンバーも揃うので、仕事終わりに飲みに行きます。テーマを決めて会合を開くと、会社のサークル制度で費用の一部を補助してもらえます。オフで色々な話ができるので、コミュニケーションを促進するとても良い制度だと思っています。
福島:サークル活動は、穴井さんも積極的に活用されていますね。
意見をしっかりと持つメンバーが集まり、フラットに発言できる職場
福島:穴井さんが仰られた「ワクワク感」は、他のメンバーからもよく聞く言葉です。皆が同じ思いで働けているのかなと思いますが、どのように感じておられますか。
穴井:この認証技術を軸にしてやっていきたいという思いが共通していますし、皆がそこに誇りを持っていると感じています。
福島:チームのコミュニケーションもしっかり取れているということでしたね。
穴井:それぞれが自分の意見を持っていてオープンに発言します。役職に関係なく、フラットに意見を述べられる組織だと感じています。製品チームは一つにまとまっていて、仲良しです。
福島:体系的な組織の形で秩序はありつつも、良い意味でフラットさが残っているという感じですね。仕事もそれぞれが一定の領域を任されて、iOSアプリ開発の技術的裁量は穴井さんにあるということでした。
すでに大きな役割を担っていらっしゃいますが、これからSinumyでどんな風に働いていきたいか、次の目標はありますか。
穴井:現在はモバイルアプリエンジニアとして働いていますが、将来はもっと事業を俯瞰してまとめる立場にあるプロジェクトマネージャーを目指したいと思っています。そういう立場になって、Sinumyやプロダクトの成長を支えられたらと思います。
福島:本日は色々とお話をお聞かせいただき、ありがとうございました。最後に転職を考えていらっしゃるエンジニアに向けて一言お願いします。
穴井:Sinumyはエンジニアの裁量が大きいですし、色々な技術を経験できる場所です。向上心のある方には楽しい職場だと思います!本日はありがとうございました。