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【内定者がインタビュー】開発エンジニア新卒女子コンビに聞いてみた!

株式会社シノプス内定者の住友です。今回は2022年新卒入社で開発課に配属された石原さんと杉山さんにインタビューさせていただきました。エンジニアとしての業務内容やリモートワークの働き方、仕事に対する思いを聞かせていただきました。

※この記事は2023年4月入社予定の内定者が研修の一環として作成したものです

内定者プロフィール

住友 亮仁
徳島県生まれ
趣味:カードゲーム、散歩
大学での研究:代数幾何(複素射影平面上の二次被覆の因子)
シノプスに決めた理由:誇りをもって働けると思ったから。

シノプス初の女性エンジニア

左から技術部開発課の石原 帆乃佳さん、同課の杉山 瀬名さん

――まずはお二人の学生時代の活動にについて教えてください
石原
:住友さんと同じで数学科に在籍していました。研究内容は解析学でした。大学を卒業後、今年の4月にシノプスへ入社しました。

杉山:私は高専に5年通ったのち、大学の3年次に編入しました。大学では機械系の学部でロボットを作る研究をしていました。石原さんと同じで大学卒業後、今年の4月にシノプスへ入社しました。

――1日の仕事の流れはどんな感じですか?
石原
:メインは需要予測型自動発注サービス「sinops」の開発業務です。それに加えて、手順書などの資料作成や突発的なアラートの対応や、システム障害の調査などもあります。なので、1日の流れが決まっているという感じではないです。

杉山:私の場合は、朝と夕方に進捗報告ミーティングがあるので決まっているものはそれくらいです。あとは、その日に終わらせないといけない開発以外の作業を先にやって、それが終わったら開発に取り掛かるという流れが多いです。例えば、15時間の工数がかかる開発作業を15時間まとめてとることはできないので、1日3時間ずつくらいを数日に分けて進めるのですが、その3時間をできるだけまとめて取りたいので先に開発以外の作業を終わらせる感じで仕事をしています。

――アラートの対応とはどんなお仕事ですか?
石原:例えば、お客様が連携したデータのファイルが適切ではないものだと、それ以降の処理が作動しなくなるので、システムからアラートを出せるような仕組みになっています。そのアラートが出た際は、エラー内容を確認して、ソースを読んだりエラーが出た原因のファイルのチェックをしたりと、原因追及がとても大変です。どこから調べれば最短で原因にたどり着けるのか今も試行錯誤しています。大変なエラーが出ないか、見逃してないかといつもドキドキしています。

――開発課の新卒1年目ではどんな開発業務を担当しているのですか?
杉山:お客様から受領したファイルを自社製品に取り込むための連携システムや、sinopsのコア部分の処理など、幅広く開発しています。使用している技術でいうとメインで使用する言語はPythonを使いますが、sinopsはデータが多い製品なのでSQLを使用する場面も多くあります。あとは、既存製品の改修や調査の際はjavaを使用することもあります。

――調査とはどんなことをするんですか?
石原
:まず、調査の依頼がサポート課やソリューション課の方からきます。「こういう問題が起こっていて原因がわからないので調べてください」というような依頼のやり取りをします。

杉山:対応する際は、とにかく依頼された情報を理解するところから着手します。そもそも、どんな機能なのかというところから調べたり、対象の処理のソースコードの特定をしたりしていますね。その後、ソースを読んだり、データを見て、実際の画面を確認してある程度予測がたったら、それが正しいのかというエビデンスを集める感じで進めています。その後はサポート課やソリューション課からお客様に調査結果をお返しし、改修が必要なものは開発課に改修依頼が来るような流れです。

入社1年目の“大変なこと”とは

――一番大変だったと思うことは何ですか?
杉山
:私は2回くらい大きな作業ミスをしてしまったことがありました。途端に予期せぬアラートが出て、どうしたらいいかわからず先輩に泣きついて、事なきを得ました。シノプスでは初めの頃から責任のある仕事を任せてもらえるのでとてもやりがいを感じることができますが、一つひとつの仕事の重みを実感することも多くあります。失敗したときは勉強になることが多いので、ネガティブに捉えず、知識や経験を身につける機会だと思い、ポジティブに取り組むようにしています。

石原:私は大学時代にプログラミングを専攻していなかったので、最初は本当に大変でしたね。そもそもコードが読めないし、先輩に質問をするにも何を聞いたらいいかわからない状態でした。初めて任せてもらった作業は「ゴールはわかるけど、何から手を付けたらいいの?」という状態だったので、とにかく毎日調べ物ばかりしていました。製品のことは社内の資料・過去の開発・Slackなどを読み返し、それでもわからないときは誰かに聞くようにしています。開発課の先輩は丁寧に教えてくださるので、時間を掛け過ぎず、適宜皆さんに頼りながら乗り越えてきました。

工夫すればさらに充実するリモートワークの働き方

――リモートワーク中心の働き方はどうですか?
石原
:リモートワークのメリットはたくさんあるのですが、中でも自分の好きな環境で仕事ができるところがいいですね。マウスやディスプレイにこだわっている人も多いです。好きな環境で仕事が出来ると集中力も上がる気がしますね。あと、私の個人的なメリットは朝が遅いことです。通勤時間がないので、ゆっくり寝ていられますよね(笑)。
デメリットは、先輩方に質問をすることが最初は大変でした。開発業務でつまづいているところをテキストで相手に伝わるように説明するのが大変なので、コミュニケーション面は苦労しましたね。

杉山:私が感じるメリットは自由度が高いことですね。好きな服装で仕事をするとリラックスできるので仕事がはかどる気がします。あと、お昼ご飯も自宅で自炊して食べられるのはうれしいです。デメリットは1つだけあって、オンオフの切り替えが難しいことです。働く場所と生活する場所が同じだと、仕事と私生活の線引きが曖昧に感じてしまうこともあります。

――仕事に対する満足度はどのくらいですか?
石原:仕事環境の満足度は80%くらいです。あとの20%は自分で課題と感じている部分です。予定通りに業務を進められず、さまざまなことに影響して、他の人にも迷惑をかけたこともあり…。そのことを上司との面談で相談したところ、グループリーダーが業務管理をする体制が試験的に始まりました。相談したことに対して早く対応してくださりとても嬉しかったです。

杉山:私も環境には満足しています。ただ、始めのころはコードも書けない自分が会社に貢献できるのかというところが少し不安でした。まだまだ自分には満足できないなという思いがありますが、シノプスでの働き方にはとても満足しています。

――仕事をするうえで意識していることはありますか?
石原:一般的ですが「報・連・相」です。私は開発の経験や製品の知識もまだまだ足りないので、そこでずっと悩んでいるよりも早く連絡をして助けを求めるというのも大事なことだと思っています。裁量のある仕事も多いのでタイムリーな確認や相談は重要です。

杉山:積極的にコミュニケーションを取ることも意識していますね。リモートなので、1日誰とも話さないという日もあります。なので自分から積極的に話していかないとコミュニケーションを取ることができないので、先輩や同僚のスケジュールを確認して通話をお願いするようにしています。やっぱりテキストベースより通話のほうがコミュニケーションの質が高いと感じています。

――最後に、シノプスの開発課に向いている人はどんな人だと思いますか?
石原
:スピード感を重視できる人ですね。これは開発に限らず、やり取りが早い方が仕事も進むので、あと単純にレスポンスが早いと嬉しいですよね。他にも、淡々と慌てずに冷静に対応できる性格の人も向いていると思います。

杉山:私は責任をもって最後までやりきる力がある人かなと思います。開発は納期が守れないと社内だけではなくお客様にご迷惑をかけることになります。仕事のスケジュールを守ってやり切れる人が向いていると思います。

おわりに

最後までお読みいただきありがとうございました。インタビューを通じて、開発課の業務について理解を深めることができました。シノプスで働くことがより楽しみになりました!