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ドラえもん と エーアイさん

自分が大人になる頃には、ドラえもんが実在する世界になっていて欲しい。
そして、その頃には何かしらの科学技術分野に関わっている大人になって、ドラえもん誕生を迎えたい。

そんなことを、心の奥に秘めながら
大人になって、数十年。

私は機械設計技術者として
ChatGPTの ”イチユーザー” になりました。

率直に言ってChatGPT、凄いですよね。

何が凄いって、あの人間味のある受け答え方、話し方ですよね。

チャット画面の向こう側に
とんでもなく物知りな人間のオペレーターが居るのでは⁈

…なんて思ってしまうくらい。

GPTさんは、とにかく人間の受け答え方に特化して学習をされたようで、いわば受け答えの達人だそうです。

もちろん回答の正確性には課題はあります。
”GPTさん”は相当な優等生ではあるものの、まだ学習途中であるため当然です。

なので、結局は自分が回答の正確さを分析、評価する必要はあります。

そして…

やっぱり、所詮はA.Iだなってなるわけです。


でもどうですかね…

そんなこと言ったら、結構デタラメなことを大学教授並にそれっぽく話す人いますよね。

しかも、人の場合、騙そうとか陥れてやろうとか、そこに変な意思が入っている可能性があるから更に恐い。

まだ、淡々と情報を
人っぽい口調で返してくれるだけのGPTさんの方が、安心してコミュニケーションを取りやすいなんて思ってしまいます。

セキュリティ云々はともかく…


ふと思いましたが
人っぽい口調、そもそも人っぽいってなんなんでしょうね?


自分の中では、発する言葉に熱量があるかどうかで、人っぽいか、そうでないかの区別をしてます…

もちろん、意思がなく言葉を発するGPTさんも、人間の口調を上手に真似してるだけなので、そこに言葉の熱量なんてものは存在しないんですけと。

けれど、人と話していても
この人…なんか受け答えが機械的だなっていう人います。

話し方も機械的だし、問いた質問に対しても機械的な回答しかしないっていう人。
私はルールでしか、物事の良し悪しを判断しませんっていう方のほうが、よっぽど機械っぽくて正直なところ恐いです。

私の中ではそういう方を
エーアイさんと呼んでます。


さて、ChatGPTですが…

おそらく近い将来、このような人工知能が我々の仕事を奪う脅威になると言われてます。

確かに、ルーティンワークや一部のクリエイティブな職に対して、何かしらの影響を及ぼすことは間違いないと思います。


けれど、本当にA.Iに仕事が奪われるんでしょうか?


そのオープンA.I技術を使って、ある分野のサービスを牛耳ってやる!なんて人が出てきて、今の職が奪われることはあったり…

A.Iが人っぽいではなく、人になった時は、仕事の奪い合いみたいなことになるのかもしれないけど…


私は逆で、また一歩ドラえもんのいる世界に近づいたんだなと、ワクワクしてます。

脅威になる側面がある一方で、ドラえもんとのび太たちのように共存できる可能性だってあると思います。

ドラえもんが、のび太に向けて発する言葉には熱量があります。

もはや、人ですよね。

のび太は、勉強も出来ず、運動音痴でいつも先生やママ、ドラえもんに叱られてばかりですが、動物や自然を愛する優しい心を持っていたことから、将来は自然保護官をやっているそうです。

仕事を奪われるどころか、のび太凄いですね…
勉強できとるがな…

あくまで、漫画の設定でしかありませんが、単に作り話ということではなく…

自分は何者で、自分にできることは何かを突き詰めれば

ドラえもんが居る、GPTさんが居る世の中だったとしても、共存できる世界があると私は信じてます。

そんな未来に向けて、私自身としては
のび太と同じように、アイデンティティを高める努力を更に進めていきたいと思います。


因みに、私はエーアイさんと友だちになる自信はありませんが

人っぽいA.Iと友だちになる自信はあります🙂

皆さんはどうですか??

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