青春!18きっぷ
いつの間にか夜22時になってました!
ピンチです!
毎週日曜日のnote更新が危うい!
今日の私はといいますと、朝の7時に神奈川を出発し、青春18切符で南の方へと下っております。
時間はたっぷりあったはずなのに、noteを書く時間もたっぷりあったはずなのに、なぜにもう22時なのだ!
なぜかって?
それは外の景色をのんびり眺めていたからさ。
青春18きっぷは、基本、各停電車のみに乗ることができる(ときどき、ほんの一瞬だけ快速がある)。
5枚綴りで12000円ほどなので、1日2400円換算。そんな格安料金で、行こうと思えばどこまでも行ける1日乗り放題の魔法チケット。
しかし、移動にもんのすごく時間はかかる。
これを“良き”ととるか“悪しき”ととるかはその人次第。私は電車で本を読んだり車窓を眺めたりするのが大好きなので、もちのろん“良き”でしかない。
神奈川→浜松までひとまず移動し、お昼は検索して見つけたロシア料理に行ってみた。老舗のクラシカルなレストラン。
初めての土地、初めてのお店との出会いにわくわく。駅から10分弱くらいで現れた、お店の佇まいの良さにまずは乾杯。
調度品は落ち着いた雰囲気だけれど、お客さんは若者からファミリーまで地元の人たちが集っていて、アットホームさもある。
シェフのオススメコースはボルシチから始まる4品+デザート&ドリンクセット。ひとつひとつの器がかわいくてね、お料理も素朴な美味しさがあってね、なんか気持ちが落ち着きました。地元のみなさんに愛されてそうなそんな雰囲気。
マトリョーシカに見送られながら、浜松にもさようなら。また今度。
そして浜松→姫路へと。
途中、京都に立ち寄ろうかななんて思ったけれど、電車の中でぼんやりするのが心地よくて、無理に降りる必要もないかと、5時間半乗り続けました。途中からだんだんと夕焼けが近づいてきたり。あっという間に着いてしまいました。
姫路駅に降り立ったら、目の前には姫路城がお出迎えしてくれて感動……。遠くに光っていて美しい。ああ、姫路に来たんだなってすごく実感させられました。なんかもうこれだけで満足。
宿(カプセル、きれい、カプセルなのに個室にTV着いてる、最高)にチェックインしたら、休み前に片付かなかった仕事をこなして、21:30、やーっと夜ご飯!お店とか何も知らないから気の向くまま街へ繰り出す。
焼き鳥だ。焼き鳥がオレを呼んでいる。
ということで、Googleマップで検索。こじんまりとした個人店の焼き鳥屋を発見。
ん?やってる?やってない?
あ、「営業中」の看板かかってる。まじ?ということでドキドキしながら扉をオープン。
「こんばんは〜」
ウイスパー!店主のおじちゃんの声、めっちゃウイスパーー!優しいよ〜〜。
焼き鳥もこれまた優しい。つくねなんて、ほんわりほわほわで口の中で消えていったよ。
ひとり焼き鳥なんていつぶりだろう…と考えながら、なんだかこの時間が愛おしくなった。
常連さんが2組しっぽりと飲んでて、店主がその方達の輪に私を入れてくれたり、ささやかな良い時間。そうそう、この感じ。
温かく皆さんに見送られて、さようなら。
またいつか。
福岡に帰り着くには、明日も丸一日かかるけど、全然平気。明日はどんな旅になるんだろうって、そんなワクワクしかないんだ。
YES!青春!
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