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神様との思い出⑦ 位山の続き

☆この一連のエピソードの目的

前回のお話はこちら


1人登れなくなって、
7人で、位山を登っていくと

山の中は、前以上に静かで穏やかで
空気が澄んで同じ場所とは
思えないくらいでした


そして、
道を歩いていくと、不思議なことに
どこからともなく白い蝶が現れたんです


この蝶はゆっくりと
人の歩くスピードくらいで
少し先の前方を飛んでいきます

道の分岐点で止まっていて
到着するとまた飛び始めて
あたかも道案内をしてくれているようでした


そして、この白い蝶は
頂上まで、ずっと案内してくれました



周りを見ると、
位山には、いたるところに
不自然な巨石が置いてあります


人間の力ではとても運べないような
巨大な岩ばかりです。
そして、岩の上から木が生えていて
不思議な光景となっています


ちなみに岐阜県には、金山巨石群など
何か縄文を感じさせる場所が
各所に残っています


そして、歩いていって、ついに
位山の奥社と言われている
洞窟のような磐座に到着したのです


頂上まで案内してくれた蝶々は
ある場所に着いたら
いつの間にかいなくなっていました


そこは
「天の岩戸」と書かれた磐座でした


ちなみに、この磐座は、
後に公開された映画「君の名は」で
宮水神社の奥社のモデルになったとも
言われている場所です


映画「君の名は」予告より


自然とそこで
みんな足を止めて静かになりました
鳥の鳴き声だけが山々に響いています


その瞬間


一緒に来ていた80代くらいの男性の方が
そこまであまり話されていなかったのに
急にしゃべりだしたのです


「私は、・・・・(神様の名前)です」

急な展開に耳を疑いました。

「ん? 
 何かいま神様の名前を言ったぞ」


でも名前は聞き取れませんでした

僕らの反応に関係なく、
その方は、
そのまま話し続けます


「これから山々の神々に挨拶するので
 みんな整列するように」


僕らは何が起こっているのか
理解できませんでしたが、
言われた通り、
その人の後ろに列になって並びました


そして、その男性は
突然、何か祝詞を奏上し始め
ずっと僕らはその間
目をつぶって手を合わせていました


そして、祝詞が終わると、
その方は、こちらを向いて

「もう大丈夫です。入れます」


と言って、
僕らは無事に頂上まで
登ることができました。


頂上に着くと、
ちょうど陽が射してきて、
何とも言えない清々しい気持ちに
全員がなりました

これが僕の位山での体験です。



僕はこの頃から、
神社や神様と呼ばれてきた存在の
認識がまったく変わっていきました


神様は神社の中だけにみえるのではなく
必要なときに
どこにでも現れることができる


ただ見守っているだけでもなければ
願い事を叶えてくれるような存在でもなく
人間としての自分たちの気持ちを聞きながら
意図を持って導きながら


ときに、
文字などのメッセージや
その人になって話し始めることもある

昔の日本人は、こういう感覚を

「お天道様は見ている」

と表現してきたんだろうなと
感じています。

それは太陽が出ていないから
今日は見ていないとはではなく
常に僕たちは、ずっと見守っていただいて
ずっと支えられてくださっている


それを求める限りは。


つづく



(あとがき)

今日もガイドさんに言われた
神様の言葉について書けませんでした。

その言葉は

「詳しくは言えないが、
 神様からそう言われた
 1つだけ言えるとしたら、
 ”7つの子” です」

という言葉でした。
また次回書けたら書こうと想いますが
この7つの子を調べていくうちに

瀬織津姫様という神様を
知ることになります

それではまた次回に!

いつも応援ありがとうございます。





 最後まで読んでいただいて
 ありがとうございました(^^)
 フォロー・いいね嬉しいです。
 ありがとうございます。


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新日本精神道 ~日本的宇宙の成幸法則 ~


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