クリーンアップ@琴似発寒川 活動レポート#01をお届けします
こんにちは、Shinkaronのwatanabeです。
前回、弊社の社長が数年前から毎日、会社近くを流れる琴似発寒川(ことにはっさむ)のクリーンアップ活動に取り組んでいることを紹介しました。
たまに私も同行するのですが、そのときのレポート#01をお届けします。
社長のクリーンアップ活動は、悪天候や増水時以外の年間(おそらく)300日以上。この日は6月下旬、午前11時。天候は晴れ。川面は穏やかで水量が少ない日です。
前方を歩く社長と私は、救命胴衣(必須)とハイチェストのウェーダーを着用。手には札幌市指定の「ボランティア清掃専用ごみ袋」と、ごみ拾い用に金属製のトング(火ばさみ)を持っています。
活動エリアは札幌市西区を流れる琴似発寒川の中下流域。河川敷だけでなく、川の中にも入っていきます。
ちなみに、札幌市では市内の公共の場所のボランティア清掃などで集めたごみを、ごみステーションに出すことができるボランティア袋を各区の清掃事務所やまちづくりセンターで無料配布しています(利用方法にはいくつかルールがあります)。
見たところ川も穏やかで、緑が濃くなってきて清々しく、札幌の夏を感じる季節。川面に目を落とすと、ブルーシートの切れ端のようなものが、川沿いにひっかかっているのがわかります。ゴム製のパッキンのようですが、何かの部品もあります。
赤い針金のようなものが水流にさからって留まっていました。大きなものや色がついたものは目立つので視界に入りやすいのですが、川底には泥にまみれて、ぱっと見では確認できないごみがたくさんあります。
何度もごみ拾いをしていれば、ある程度は見分けがつくようになりますが、いわゆるプラスチック系のごみは徐々に劣化し、細分化してしまい、もとの形を変えてしまうため、分かりづらく、ある程度の慣れが必要。
ごみの常連、たばこの吸い殻はだいたいフィルター部分のみが多く見つかります。
社長が毎日のようにクリーンアップ活動を続けるのは、川が一日と同じ状況がないように、ひと雨降れば、水かさが増し、上流部から新たなごみが流れてくるからだといいます。
水かさがある時に、ビニール袋などの軽いものは周辺の木枝などにひっかかり、川の流れが緩やかなくぼみには、空き缶やそのほかのプラスチックごみなどが川底に沈んでいたりします。
実際にクリーンアップ活動を経験することで、その環境に応じたごみの習性のようなものを少し肌で感じます。
それでは、またあらためてレポートをお届けします。