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沖縄・宮古の旅3

旅行4日目の月曜日には、宮古島から沖縄本島へ移動しました。

OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
LUMIX G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6

今日はいよいよ嘉手納かでな基地へ向かう予定です。
この旅で持ってきたもう1本のレンズLUMIX G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6を装着し、飛行機待ちの暇な時間を使って宮古空港でテスト撮影を行いました。

このレンズは最強です。
まるでオモチャのようですが、いや、もう見た目は完全にオモチャそのものですが、間違いなく全マウント中、最強レンズであり、無敵と言ってもよいほどの優れたガジェットレンズです。
確かに最高レベルのレンズと比較すれば、一般的に指摘されている通り若干解像は落ちます。
しかし問題を感じるほどではなく、むしろその明るさとフルサイズ換算600mmという焦点距離、そして520gという驚異的な軽さ、そのスペックが異次元レベルでバランスしていることを考えると、もう「これしかない」と言える旅レンズです。
マイクロフォーサーズの良さを凝縮したレンズです。

マイクロフォーサーズであっても、この焦点距離でレンズをワンランク上げるとレンズ単体で1kgほどの重量になります。私からすると1kgもあるレンズなんて、到底旅では持ち歩けません。
でも、これなら小さなポーチに入ってしまいます。まさに異次元。
ちなみに、このレンズの画質ついて批判しているコメントなどがネットでは多数見受けられますが、道具を使いこなせていないなと、いつも思っています。
その多くが、そもそもピントが微妙に合っていないとか、大気のゆらぎを理解していないとか、大気汚染を理解していないとか、そんな感じです。
ちゃんと使いこなせば、十分すぎるほどの能力を発揮するレンズです。

さて、そんなわけで意気込んで那覇空港へ到着し、そこから高速を突っ走って嘉手納基地へやってきました。
撮影場所は、嘉手納基地の北に隣接する道の駅「かでな」です。
ここには展望台があります。撮影時には逆光になりかなり不利ですが基地を一望することが可能で、私のようなよそ者でも十分に撮影できるのです。

でも展望台に上って絶句しました。

猛烈な大気汚染です。いや、、これはヤバいよ。
試しに1枚撮影してみます。

OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
LUMIX G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6
中国からの大気汚染まみれの沖縄

なんじゃこりゃぁ、話にならんがな!!
この撮影対象は距離2kmくらいだと思いますが、こんなに真っ白ではどうにもなりません。
台風11号が南から新鮮な空気を運んできてくれたお陰で、今までは大気汚染がほぼゼロだったのですが、再び中国側から膨大な大気汚染が沖縄へ押し寄せているようです。
これほどのレベルだと、沖縄の観光産業は大打撃だろうと思います。青い空も青い海も、どこにもそんなものはありません。汚い空気が充満しているだけです。世界は真っ白。
沖縄県知事は何も行動しないのかなぁ。。全県民が著しく損害を被っているのに、とても不思議です。

そんなわけで撮影をいったん諦めて嘉手納基地を観察していたのですが、妙に静かではありませんか。

おかしいな。

一時間くらい眺めていてさすがに静かすぎると思い、展望台下の道の駅で尋ねてみると、今日と明日は家族サービスデーで休日なのだそう。ぐはぁ。
宮崎へ帰るのは明後日の夕方なので、ぎりぎりチャンスはありますが、さすがにこれは想定外でした。
まぁどっちにしてもこの凄まじい大気汚染だと、どんなに優れたレンズを用意しても全く意味がありません。素直に諦めてホテルへ向かいました。

この日泊まったホテルは「アラクージュ・オキナワ」。
これまた超おすすめホテルです。
那覇から北東へ向かった郊外にあり、レンタカーがあればアクセスしやすく、そして眺めの良いシーサイド。
今の流行りなのか、やはり風呂はトイレと別室になっていて広々、朝食は素晴らしく美味しい。ホテルフロントがビルの9階にあるため少々辿り着くのに戸惑いましたが、スタッフの対応は素晴らしく、間違いなく自信をもっておススメできるホテルです。

OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
LUMIX G X VARIO 12-35mm/F2.8
ホテルの9階から撮影

さてと、旅の最終日まで嘉手納基地での撮影はお預けとなり、翌日、どこをぶらつくか悩みながら就寝しました。
まぁ、なんとかなるさ。

[ 続く ]

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