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(5) M5Stick C Plusとペルチェ素子で恒温水槽を作る - 温度制御プログラム
はじめにさて、(4)までで、水温の計測とペルチェ素子の制御ができるようになりました。水温の計測結果に応じてペルチェ素子の加熱面、冷却面をコントロールすれば、水冷ブロックを通じて水温の制御ができるはずです。
水中ポンプと、ペルチェ冷却ファンは常時稼働にしてあります。
フィードバック制御このような「水温の計測結果」に応じて「ペルチェ素子の加熱面、冷却面をコントロール」するような制御方式をフィードバ
M5StickC Plus とUIFlowでプログラミング(5') - 反復(繰り返し)
元記事はこちら
現在時刻をラベルに表示してみる 今度は、現在時刻をM5StickC Plusをラベルに表示してみましょう。中央エリアの「ハードウェア」にM5StickC Plusが備えているセンサなどのハードウェアにアクセスできるブロックがまとまっています。
M5StickC Plusは「RTC」(Real Time Clock)を内蔵しています。これは、物理的な「時計」で、設定すれば、現在時刻
M5StickC Plus2 とUIFlowでプログラミング(6) - 分岐
もとの記事はこちら。
最後は、「分岐」処理です。プログラムにおいて(4)や(5)でやった「順次」「反復」に加えて「分岐」の3要素が基本になります。この3要素で世の中にある全てのプログラムが実現できます。
「イベント」の中に、 「ボタンAがPressedである」というブロックがあります。
wasPressedと、pressedがありますが、「押された」か「押されている」の違いですので、厳密に
M5StickC Plus2を授業で使用するにあたって
M5StickC Plus2の発売に伴って、M5SticKC Plusはディスコン(廃盤)になったようです。
……ということは、私自身が授業を行う分には、既に購入済みのM5SticKC Plusを使用すればよいのですが、これから使おうとする人たちは、M5SticKC Plus2を使用せざるを得なくなるということです。
LocalUIFlowは、ギリギリ対応バージョンのよう(v1.12.9)ですし
M5StickC Plus2とENV3 Unitで温度測定
諸事情により、記事を通じて使い方を説明する必要にせまられたため、単発で記事を載せます。
1.M5SticKC Plus2の下部のGroveポートにENV3(持っているのがENV4ならENV4)Unitを接続する。
2.UIFlow1.0のUnitの下の+マークをクリックする
3.出てきた画面でENV3(または持っているのがENV4ならENV4)にチェックを入れてOKを押す
4.Unitの下
(4) M5Stick C Plusとペルチェ素子で恒温水槽を作る - モータードライバによるペルチェ素子制御
ペルチェ素子ユニットについてペルチェ素子は、電流を流すことで素子表面の熱の移動を起こさせる素子です。電流を流す方法を変えると、冷却面と発熱面も入れ替わります。
今回は、このペルチェ素子を使用します。水冷ブロックに水を通して水冷ブロックとペルチェ素子の間で熱交換させることで、その水の熱を奪ったり、熱を与えたりします。
冷却部と発熱部は、そのままだと次第に温度が均一になってきて熱の移動が起こらなく
(3) M5Stick C Plusとペルチェ素子で恒温水槽を作る - DS18B20で温度計測
DS18B20について水温を制御するには、現在の水温を計測しなければなりません。
単純に気温等を計測するのであれば、ENV HATやENV Unitを使えばよいのですが、今回は水温です。
そこで、今回は「DS18B20」という温度センサを使用します。
DS18B20自体はトランジスタによく似た3端子の素子なのですが、ステンレスで防水処理されたプローブ型のものが売られており、水温を測ることができま
(2)RaspberryPi 4 と3.5インチタッチディスプレイで自動起動LocalUIFlowサーバーを作る
はじめに前回作成したRaspberry Pi 4 によるLocalUIFlowサーバーですが、実際に授業で使用してみました。
構築時の動作検証で、2台ほどは同時に使用して問題ないことは確認していましたが、(おそらくうちの自治体の環境のせいで)CM4Stack版のLocalUIFlowが実際の授業でうまく動かなかったこともあって、
本当にどのChromebookでも正常に動作するのか
本当に40
(2) M5Stick C Plusとペルチェ素子で恒温水槽を作る - 電源の話
電源について通常、M5SticKC Plusを動かす電源は、
内蔵リチウムポリマーバッテリ(80mAh)
乾電池
USB Type-C給電
ACアダプタ
スイッチング電源
を使うくらいだと思います。このうち、内蔵バッテリと乾電池は短期間の駆動しかできません。その後は充電か、電池の交換が必要になってきます。常時駆動させるにはACアダプタかスイッチング電源でしょうが、どちらを使用するにして
(1) M5StickC Plusとペルチェ素子で恒温水槽を作る - 概要
経緯学習指導要領では、中学校理科の中3生物分野で発生を学習することになっています。うちの学校で使用している教科書にはカエルの発生の過程が載っています。ただ、実際にカエルの発生を観察することはありません。せいぜい動画で確認するくらいです。(もし実践されている学校があったらごめんなさい)。高校生物では、ウニを発生の確認によく使います。
5年前、現在の勤務校に赴任することが決まったとき、立地が海に近い
中学校技術・家庭科技術分野の現状について
はじめにプロフィール欄にも載せていますが、私は、中学校理科(専修)と中学校技術(1種)の教員免許を持っており、現在勤務校で理科と技術を教えています。大学4年間で技術教育を専門に学び、理科教育も同時に学んで免許を取りました。大学院2年では理科教育を専門にやりました。そんな変な経歴です。
先日の文部科学省の発表によると、現状、中学校技術で4人に1人は正規の免許を持たずに教えている現状から、令和10年
(1)RaspberryPi 4 と3.5インチタッチディスプレイで自動起動LocalUIFlowサーバーを作る
概要中学校技術科のプログラミング教材として、自分自身は、ここ3年ほど、M5StickC PlusとUIFlowを使って授業を展開しています。
自分自身が授業を展開する上では何の不都合もない(むしろスムーズ)のですが、校内LANにM5StickC Plusが繋がらない関係で、個人のインターネットWi-Fi環境を持ち込んで授業をする、という、あまりに一般的でなく、他の教員にオススメしにくい状況でした
Local UIFLow をRespberry Pi4 で動かす上でつまづいたことのメモ
とりあえず、忘れないうちにメモ。
結論結論からいくと、LocalUIFlowは、手元のRaspberry Pi 4、日本語環境だとエラー吐いて起動しないようです。
コンソールからの起動時に「LC_ALL=C」をつけて起動すると起動しました。
LC_ALL=C ./UIFlow.Server.Desktop
経緯Raspberry Pi 4にRaspberry Pi OS 32bitをインスト
UIFlow V1.13.0 リリース
あけましておめでとうございます。
2023年12月28日にUIFlowのバージョンが上がりました。
この中で注目すべきは、「UI COMPONENT CHART GRAPH support」と「UI COMPONENT BAR GRAPH support」でしょう。
要するに、UIコンポーネントに、チャートグラフとバーグラフが追加された、ということです。
実際にUIコンポーネント部分を見る
Local UIFlow公開
12/6 にLocalサーバーで動くUIFlowが公開されました。
5月に行われたイベント(M5 Japan Tour 2023 Spring 東京 教育編)での告知で知らされていたのは、CM4Stack用のものでしたが、Windows11、MacOS、Ubuntuそれぞれの環境向けが公開されています。
Lang-Shipさんの記事
を見ると独自サーバーのIPを指定して動かすようです。なるほ
UIFlow v1.12.8 ESPNowまわり
眠いので、さらっと書きます。
授業で明日(というか今日)、ESPNowでの通信まわりをやるのですが、またバージョンアップでESPNow周りの修正があったようです。こうなるとM5SticKC Plus側のファームウェアを更新しないと最新のUIFlowでは動作エラーになるんだよな…。ううむ。
Initまわり新規っぽいのは「deinit」。
名前からすると、たぶん、再初期化とかそういう感じっぽい?(