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(2)RaspberryPiとタッチディスプレイで自動起動LocalUIFlowサーバーを作る - 実際に使用してみる

はじめに

前回作成したRaspberry Pi 4 によるLocalUIFlowサーバーですが、実際に授業で使用してみました。

構築時の動作検証で、2台ほどは同時に使用して問題ないことは確認していましたが、(おそらくうちの自治体の環境のせいで)CM4Stack版のLocalUIFlowが実際の授業でうまく動かなかったこともあって、

本当にどのChromebookでも正常に動作するのか
本当に40人分(実際には30人ほど)さばけるのか

という部分が未解明でした。
来年度の授業実践のときでもいいかなー、と思っていたのですが、今回、諸事情により、前倒しで動作検証をする必要に迫られたため、授業予定を前倒しして、40人(やったのは30人余)をさばけるかを検証してみました。

結論

OKでした。何の問題もなく30人余のクラスで動作することを確認できました(つまり、30台余のM5SticKC Plusと30台余のChromebookの計60台余)。それは、ルーターの能力的にもそうですし、RaspberryPi 4 LocalUIFlowサーバーの能力的にも、そして、うちの自治体のChromebookの制限の中でも問題なく、できた、ということです。
つなぐだけでなく、その後のプログラミングの授業も難なく行うことができました。

生徒への提示方法

生徒へは、下の写真のように、M5SticKC Plusと充電用USB Type-Cコードを袋に入れて授業ごとに配付&回収しています。今回、この袋にQRコードを貼って配付しています。

今回、LocalUIFlowを使用するにあたって作成したスライドを載せておきます。

まずはChromebookをルーターのつくる「UIFlow」ネットワークにつなぎます
URLを入力させるのが煩雑なため、QRコードでアクセスさせます
全員が接続できたことを確かめるため、この画面で待たせました
次回以降のために手順をおさらいしておきます


この辺りはLocalでないUIFlowも同じです

だいたいこのくらいの説明で難なく全員が接続できました。
ちなみに、スライド番号8のServerの部分は実際にはLocalServerとなっていましたので厳密には画像が違います(説明する上では、たいした違いではありません)。

スライド番号4のときには全員が問題なく接続出来ているかどうかドキドキしながら生徒の机間を周りました。

こちらからの報告は以上です。


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