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【エミューを飼っているITエンジニアのエミューの飼い方入門】:#4 牧場へGO!

みなさんこんにちは。島根県出雲市でエミュー飼育しているITエンジニア、松田と申します。このnoteでは最近話題のペット、エミューの飼育方法を解説いたします。なお、本記事は素人である筆者の経験によるもので他の飼育者さんや専門家によっては違う方法、ご意見もあるかもしれません。予めご了承頂ければ幸いです。

本記事はシリーズの第4話となります。過去記事は以下にありますのでまだの方は先にご覧ください。

【エミューを飼っているITエンジニアのエミューの飼い方入門】
#1 話題のペット、自宅で孵化させる方法とは?(前編)
#2 話題のペット、自宅で孵化させる方法とは?(後編)
#3 エミュー牧場を作ろう


移動時期について

冬が終わり、暖かな気候になってきましたら前回用意した屋外施設にエミューの赤ちゃんを連れていきましょう。昼夜の寒暖の差が激しくなりますので夜間でもそれほど寒くない気候になってから移動するようにしましょう。雛は成鳥に比べて羽も短く、体温調整があまり上手ではないので夜の寒さで具合が悪くなることがあります。筆者の飼育している島根県出雲市では梅雨の終わる7月中旬ごろに移動しています。

屋外ではカラス、イタチ等が牧場に侵入して悪さをすることがあるので、前回ご紹介したような雨風を防げる小屋の中だけで飼育できるようにしてしっかりネット等を設置し、外敵が入らないようにしておきます。水飲み場もこの小屋の中に作ってあげましょう。
この時期に連れてくるとこんな感じです。雛には特徴の縞々が残っていますね。


ただ、小屋の中に水飲み場を作ったり完全にネットで覆うのは結構大変です。また、そのような小屋は出入りも大変でお世話するにもひと手間かかります。外敵が襲ってこない程度までもう少し屋内で大きくしてから連れてくる方法もあります。参考までに牧場移動直前の自宅での雛の様子をアップしております。これくらい大きくなれば大丈夫です。


これくらいになると逃げ足も速く、力も結構強くなってきます。大きいと安心なのですがあまり大きくなると移動が難しくなるため、これくらいで連れていきましょう。また、毛が生え変わって縞々は目立たなくなっていますね。

移動方法

牧場が自宅の庭であれば解き放つだけですが、前回ご紹介したように、他の農地を借りている場合は、自動車での移動が必要となります。その際、移動用にケースがあったほうがいいでしょう。助手席にいい子にして座っていると思っていても突然暴れることがあり、事故につながる可能性があります。

ケースは木箱、丈夫な段ボール箱、ペット用のケージ等、丈夫なものであればなんでもいいです。

私はたまたま所有していた、果実収穫用コンテナを利用しています。

その他ホームセンターに行けばいい感じの丈夫な箱がいろいろありますので地元のお店等でチェックしてみてください。
果実収穫用コンテナ使用の場合、上が開いたままだと雛が飛び出してくることがあります。そのため、何かで蓋をしたり、コンテナを2個組み合わせることをおすすめします。
いきなり狭い箱に閉じ込められたエミューはびっくりして暴れます。蓋をしっかりして安全運転でどうぞ!

牧場到着

いよいよ牧場です。移動用の箱ごと牧場の中へ入れて解放してあげましょう。いきなり広いところに来てびっくりしたり、喜んだりして走り回ると思います。その行動で思いもよらぬ牧場の危険個所(柵のスキマ等)が見つかったりするのでしばらく観察してください。そのうち落ち着いて水飲み場を見つけて水を飲んだり、牧場の雑草などをつつき始めたら安心です。

筆者の牧場にはじめて雛が来たときの様子

・・・安心、といっても筆者は夜中に突然心配になって 深夜に牧場を見に来てました。

今回はここまで。次回は牧場での給餌について解説いたします。
ご清覧いただきありがとうございました。


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