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変化に弱い


オーガファームでは精神障害の方が7割ぐらいいるんですが、ほとんどの人が変化にとても弱いです。例えば、こんなことがありました。配達弁当のメインのおかずを入れる場所とご飯を入れる場所を変更した方が見栄えがよかったので、LINEで全店舗で変更してもらう指示を出したんです。一応店長に確認をとってから。

次の日から入れる場所を変更したんですが、おかずが入れにくいとか、入らないとか、見栄えが悪いとか、本当に会議でも議題にするぐらいの問題に発展してしまいました。。

障がい者スタッフは変化に弱く、いつもと違う場合は前もって報告して、段取りをふまないと、頭が混乱して最悪帰ってしまうこともしばしばあります。

今回の反省点はちゃんと店長たちが変更するメリットとデメリットを説明できる内容を用意しておくべきだったことだと思います。

一方で、こないだ小貝川店がスタートしたんですが、ここは事業承継でスタートした店舗です。従業員を全員引き継いで雇用しましたが、全員健常者です。会社が変わるので、当然今までとやり方が大きく変わります。例えば今まで電話やFAXで受注していたものを、当社で開発した受注システムに切り替えたときや、今までのやり方とは違う弁当作成方法に切り替えたときに、やり方が違うので大きく反発されました。

あー変化が苦手なのは障がい者も健常者も一緒なんだと思いました。確かにそりゃそうか。こんなことマネジメントのイロハのイなんでしょうけど。。

なにかの記事で、事業承継した場合は1年間基本的に現状をあまり変更しないほうがいいということを読んだことがあります。経営者が変わるってだけでみんな不安なのに色々と変化があるとみんなすごく不安になるって。あ、意味わかるかもって思いました。赤字事業なのでそうも言っていられないんですが。。

結局、一人ひとりと向き合って、時間をかけて理解してもらうだけで解決することです。でも面倒だからそこを省いてしまうことがよくあります。ここを常に忘れないようにしないといけないとわかってても毎回同じ間違いを繰り返してます。。。

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