榊原慎吾(オーガファーム代表)

働く障がい者の給料アップを使命としてしているオーガファームの代表。誰もが生きがいを持っ…

榊原慎吾(オーガファーム代表)

働く障がい者の給料アップを使命としてしているオーガファームの代表。誰もが生きがいを持って生活できるようにする第一歩が世の中に価値を生んで収入を上げることだと思っています。それを達成できる社会であってほしいし、僕たちがその一部でも担いたいという想いで、日々右往左往しています。

最近の記事

清掃事業×障がい者

オーガファームではハウスクリーニングやアパートの共用部の定期清掃、草刈り、高圧洗浄、エアコンクリーニングなどなど清掃の仕事をやっています。 清掃事業はいろんな就労系の事業所で行っていることが多いです。仕事がもらいやすいのと、比較的作業が簡単ということが理由だと思います。 清掃事業は不動産屋さんに仕事をもらっているのですが、とにかく単価が安い!定期清掃なんて1棟数千円なんです。あ、不動産屋さんに文句があるわけではないです。いつも仕事いただいてありがとうございます。 こない

    • 変化に弱い

      オーガファームでは精神障害の方が7割ぐらいいるんですが、ほとんどの人が変化にとても弱いです。例えば、こんなことがありました。配達弁当のメインのおかずを入れる場所とご飯を入れる場所を変更した方が見栄えがよかったので、LINEで全店舗で変更してもらう指示を出したんです。一応店長に確認をとってから。 次の日から入れる場所を変更したんですが、おかずが入れにくいとか、入らないとか、見栄えが悪いとか、本当に会議でも議題にするぐらいの問題に発展してしまいました。。 障がい者スタッフは変

      • 配達弁当×障がい者

        僕たちの事業は、障がい者の就労支援をしながら事業でも利益をあげないといけないというミッションがあります。御存知の通りどっちも難しいんです。なので、設立当初から、FC(フランチャズ)に加盟してある程度ノウハウがある事業を運営していこうと考えました。 車の洗車やリペア、質屋さんなどなど色々探しましたが、一番フィットするかなぁと思ったのが配達弁当屋さんでした。 配達弁当はもちろん味や値段、ターゲットなどに左右されるけど、確実に売上はあがります。普通の飲食店と違って、商品を買って

        • 農業×障がい者

          農福連携ってまあ確かにマッチする部分もあるんですが、そもそも農業でちゃんと利益を出せてるところってあんまり聞かない。 結局、就労継続支援A型で農業をやろうとするとそこの壁にぶち当たるんです。うちも色々やりました。無農薬とか有機とかで野菜を複数種類、お米も無農薬などなど、でもこれって営業力あって、しっかり売り先を見つけられないと当たり前だけど利益が出ない。だからいっぱい仕事あって、いっぱい雇用できても利益から給料を払えないんです。 そこで考えたのが、全量販売。つくば市大手の

          就労支援A型はこんな給付金がもらえます

          就労継続支援A型がもらえる給付金ってこんなのがあります。 まず、一番大きなので障がい者1人につき、6000円〜8000円強/1日が支援の給付金でもらえます。それ以外に、 食事提供200円、送迎で往復400円、欠席した人に電話したら1000円、その他ちょこちょこあって、毎日これらを取りこぼさないように請求しています。なので、給付金だけで、年間5000万円〜6000万円の入金がオーガファームではあります。 給付金は、基本的に福祉の分野で使います。でも、この給付金を障がい者の

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          オーガファームのこれまで

          オーガファームという就労継続支援A型の福祉事業所を運営しています2014年2月26日に設立しました。 もともとは、ある上場企業のコンサルというか業務委託というか、 お手伝いをしていたときに、その会社の代表から、なにかCSR的な事業をしたいんだという話があって、 そのとき僕は、就労継続支援B型を行うNPO法人の理事をしていて、多少福祉事業所の知識があったので、同じB型をやるのも面白くないのでそのNPOの代表とも相談して、A型事業所を提案しました。 それでやることになったん

          オーガファームのこれまで