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集団免疫って有効なのか

後輩の奥様がコロナに感染したとの連絡を受けた。
今となっては特に珍しいことではありませんが、その関係で週末の出張が取り止めになりました。幸い軽症らしく、ホテルで元気に隔離されていると言う。


たまたまワクチン接種前だった様で、何とも可哀想だ。
子供さんがいない事が不幸中の幸いだろう。
後輩はPCR検査待ちらしく、不安なのだろう、何度も電話してくる。


「先輩、僕ら夫婦はワクチン接種待ちでしたが、周りは殆ど接種済みです。集団免疫ってどうなんでしょうか?」
「そりゃ、お前、、、そう偉い先生が言っているから」
はっきり言えば、良くわからない。


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集団免疫。
本当に集団免疫って出来るのだろうか。
インフルエンザで集団免疫ができて感染拡大しなくて済んだなんて話は聞いた事がない。


確かにパンデミックの終息は集団免疫が大きく関係する。事実です。
これは理解できるのですが、何処か腑に落ちない。


例えば、人口が1億人だとして、その60%が免疫をもてば、残りの40%は集団免疫が機能してパンデミックを免れる事になる。


少し計算してみると、仮に自然感染で6,000万人が感染し、死亡率0.3%だとすると、凡そ20万人くらいが死亡して集団免疫が達成されるはず。


コロナワクチンの有効率が95%だと信じ、人口の2/3がワクチンを接種すると、60%ちょいの6,000万人余りが免疫を獲得できます。この計算が正しければ、残りの4,000万人はワクチンを受けなくても集団免疫の恩恵を受けて感染せずに済みます。


ワクチンを接種した6,000万人強の人の中で、実際にアナフィラキシーショックが出現する可能性は、10万人に1人ですので600人強。その中の1%が死亡すると考えるなら6〜7人が亡くなる計算です。


もしもワクチンがなければ、20万人の死亡で集団免疫を勝ち取れる一方で、ワクチンを接種することで7名の犠牲で集団免疫が達成されることになります。つまり、ワクチン接種の有無に関わらず4,000万人の人にとっては、知らん間に終息しちゃうんですね。なんかズルいなぁ。


でも、どれだけ計算してもしっくり来ません。
基礎疾患やら年齢やら、複雑な因子が絡み合っているので、一概に計算通りには行かない。そもそも、犠牲者の数で物事を決めること自体気持ち悪い。


僕は2度目の摂取後に38度の発熱がありました。
オッサンなのにちゃんと免疫が働いたんです。
若い同僚は39度6分の熱が出た。


最近では3度目の摂取が取り立たされていますが、これは確かに迷いますね。若い同僚は絶対拒絶すると豪語している。
新婚ですので子種が絶えるのを心配しているのでしょうか?


mRNAを3度も体内に入れて本当に問題ないのか。
インフルエンザワクチンの様に不活化されたワクチンは開発されるのか。
いや、抗ウィルス剤の開発が早いのか。又は、免疫系を抑制し、サイトカインストームを抑制できる既存の化合物が証明されるのか。


このコロナレースは何処まで続くのだろうか。
そもそも集団免疫って達成できるのか。
会社の面倒くさいオッサンの集団免疫さえできていないのに。


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最後まで読み進めて頂きありがとうございました。
満月が見えない!雲が邪魔してる。あっち行けよ、雲。



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