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宮城県産のヒラメと鹽竈の日本酒

 昨日の仕事帰り。職場近くのウジエスーパーに買い物に寄ったところ、お惣菜やお刺身が安くなっていた。
 現在、我が家の冷蔵庫には、先日夫が通販で買い求めたばかりの日本酒が4本冷えているのだが、そのうちの1本はヒラメのお刺身との相性抜群とされているお酒である。ちょうど、お刺身コーナーには宮城県産のヒラメもあった。これは良いタイミングとばかりにカゴに入れ、ついでにお惣菜コーナーからアジの南蛮漬けもチョイス。
 喜んで帰宅したところ、夫も近所のヨークベニマルで宮城県産のキハダマグロのお刺身を買ってきてくれていた。
 気が合い過ぎるのも困りものだねと二人で笑いあったが、たまには週の半ばにこんなちょっとした贅沢があってもいい。
 結果、昨夜はいつもより少しだけ豪華なおさかな晩酌となった。

昨夜の晩酌風景

 宮城県産ヒラメのお刺身
 宮城県産キハダマグロのお刺身
 ウジエスーパーのお惣菜のアジの南蛮漬け
 宮城県産の青大豆の塩茹で

 合わせた日本酒はこちら。

阿部勘酒造 純米大吟醸 松島の吟風(かぜ)

 宮城県塩竃市の酒蔵「阿部勘酒造」の純米大吟醸
 「松島の吟風(かぜ)」
 宮城の日本酒専門店・むとう屋さんオリジナルのお酒である。

 昨夜は、まずビールとともにアジの南蛮漬けを味わう。濃厚な味わいのアジをさっぱりとした甘酢に漬けた南蛮漬けは、ビール1缶を二人で分け合うのに丁度良いツマミである。前夜に塩茹でしておいた青大豆も枝豆のような甘みで美味しい。
 そして、いよいよお刺身と日本酒へ。


 「やっぱり美味しいねぇ」

 夫がしみじみと言う。
 ヒラメのお刺身を味わってから良く冷えた松島の吟風を口に含めば、さらりと広がるフルーティーな香りと味わいが口に残るヒラメの優しく上品な旨味をさらに引き立ててくれる。ヒラメはもちろん、キハダマグロにもよく合う。

 「美味しいね。ありがたいね。」
 「ありがたいよね。」

 手間暇かけて美味しい日本酒を醸してくださる方々にも、美味しいお魚を提供してくださる方々にも、あらためて御礼を言いたくなった晩酌のひとときだった。



 もともと日本酒とお魚は相性が良いという印象があったが、宮城に来て夫とともに日本酒を楽しむようになってからは特に、「魚にはこのお酒!」と銘打たれたものや、「この魚にはこれ!」と合わせるおススメのお魚の種類まで明記された日本酒を目にする機会も多い。

こちらは福島県浪江町の鈴木酒造さんのヒラメ専用酒。これも美味しかった。
このシリーズは種類も豊富なので、これからいろいろ味わうのが楽しみ。
この夏にいただいた石巻・平孝酒造さんの「日髙見 Daccha」
「魚でやるなら日髙見だっちゃ」のキャッチコピーに偽りなしの美味しさ


 日本酒も、お魚も、その美味しさを手軽に楽しむ人がもっと増えたらいいなぁと思う。
 もちろん、お酒は飲み過ぎに注意しながら適量を。

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