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僕はモテました。

子供のころ、
僕はナゼか女の子にモテたことがあります。(モテた?、ちょっと違うかもしれませんが、以下でご判断ください)
今考えると、何か相手の考えてることが
わかっていた記憶があります。
それと、僕が良く学校休んでたので、女の子はかわいそうど思って世話やいてくれたのを、僕が勘違いしてたのかもしれませんが

この子が、何をしたいのか?
主に困っている事がわかっていたように
おもえるのです。

忘れ物して困ってるな、とか
先生と話したいのかな?とか
牛乳飲めないんだなとか、他愛のない事なのですが。

また先生も、教科書忘れた子がいると、僕に、「一緒にみせてあげて」とだいたい声をかけるので、忘れモノで困ったら僕に言えば嫌がらずなんでも貸してあげたり、一緒に使ったりすると知られていたのかもしれません

他の話で書いた事にも重なりますが、僕はよく入院していて、イジメられたとき、庇ってくれたり声を掛けてくれたのは、年上年下問わす、だいたい女の子でした。勿論、男の子もいましたが、男の子は子供のヒエラルキーの中に居ながら、ボスにバレないように優しくしてくれるのですが、女の子はそんなヒエラルキー関係無しに、どことからともなく、僕を見ていて、助けてくれました。

そんな事もあって、たまに学校行って話しかけてくれたのは女の子が多く、そこからまたクラスにまぜてもらう感じでした。

だからという訳では無いすが
ぼくは、なんか困っている女の子がいると
その理由がなんとなくわかって、「先生、00さん、困っているけど言えないみたいだだから、聞いてあげて」とかお節介をする事もよくありました。
また、あのころは「給食は完食しないといけない」時代でしたから
鼻つまんで、泣きながら牛乳飲んでる子もいましたが、
そういう子がいると、僕はすぐ代りに飲んじゃいました。
どーしても食べられないおかずがあると、病院で得た入院生活の悪時恵で
「ハンカチに包んでトイレで捨てちゃおう」と、入れ知恵したりも。、(ハンカチはすてませんよ(笑))

そんなことの影響もあったと思うのですが、ある時奇跡がおきました。

そのころ僕の小学校では
一学期終わると席替えがあり、そのとき「だれと同じ机になりたいですか」と男の子は女の子の名前を書き、女の子は男の子の名前を書く事をしてたのです(二人掛けの机だった)
あるとき、僕はそこで女の子か1番「僕」と一緒の机に座りたいと結果がでたのです。

クラスメイトも先生も驚いていました。
その頃の僕は、学校にろくに来ていなかったし、存在感薄いはずだし、
背は小さかったし、(背のたかさ順にならぶと前から2番が指定席でした、)
ぜんそくのステロイド剤を服用していたので
体は細いのに、顔だけは真ん丸で男の子たちからは「ブルドック」とあだ名されていました。(ムーンフェイスという状態で、ほっぺたが膨らんでやや垂れ下がっていました。とても嫌でした、)
でも、席替えのアンケートで僕が女の子の
「同じ机になりたい男の子」一番になったんです。

うれしかったです。
クラスで一番足の速い斉藤君でなく
一番頭の良い西脇君でなく
一番面白い藤田君でなく
僕だったんです。

これは「モテた」ということで、
よろしいでしょうか。^^;










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