見出し画像

「熱さ」を引き出すサービスづくり

おはようございます。

「熱さ」は好きですが、「暑さ」は大嫌いなShintaroです。

(漢字が違うだけで好感度がひっくり返る)

(雲と蜘蛛ぐらい違う)


■子供との会話

昨日はダンスレッスンの日でした。大阪都島にて、5〜16歳の子供たちにダンスを教えます。クラスは年齢別で3クラスに分かれています。

そのうちの1クラス目、5〜7歳までのクラスでの出来事です。

レッスンの休憩中にもうすぐ6歳になる子供が僕に話しかけてきました。

その内容は、

「ダンス辞めたい。」

僕は内心「おーー、ど直球だな 笑」と思いました。一応僕は持論として「子供の興味関心は大切にするべきだから、辞めたい子は無理に引き止めず、また別の習い事に挑戦できるように送り出す」という考えを持っているので、「辞めたい」と言われた際は、スッと受け入れるようにしています。しかし、今回の子に関しては、9月に行われる発表会に向けてとても頑張っている子です。発言と行動が相反していると思ったので、少しだけ話を聞いてみることにしました。

僕「でも、発表会は出るやろ?しかも、すごい頑張ってるやん。」

子供「発表会は好き。発表会のダンスはやりたい。でも、発表会以外の普通のレッスンはいや。」

なるほど。僕が昔ながらの体育教師みたいな先生なら、「甘い!普段のレッスンをやってこその発表会であって〜〜※▲◯!!!!」とか言い出すかもしれませんが、僕は平成生まれのHey!Say!JUMPなので、

(聞こえないふりをして、読み進めてください)

彼の発言を受け入れることにしました。

5歳の子供に向かって、「貴重な意見、ありがとうございます!」って感じです。

そもそも5歳の子供、いや、お客さんの意見って超貴重じゃないですか??


■思い返せば

思い返せば、生徒は発表会前の方がイキイキしてるような気がします。ステージに立つのが楽しみなのでしょうか?まあよくよく考えれば、衣装着てステージに立って、たくさんの照明を浴びる経験って、普通に生きてたら巡り合わないですよね。

また、自分の経験を思い出してみても似たようなことがあります。

僕は学生時代に数年間、芸能事務所に所属していた時期があり、

レッスン→本番(ライブ)→新しいレッスン→またすぐ本番(ライブ)

という生活をしていた時期がありました。あの時期には、今の僕が忘れているワクワク感があったのかもしれません。

特に、初めて出たライブは嵐のライブだったのですが、

(事務所がバレる。)

この時のスケジュールは3日でレッスン、リハーサル

その次の日にもう本番というスケジュールでした。

このとき、レッスン初日は「ダンスやったことないし、レッスンは昼から夜までだし!大変!」って感じでしたが、2日目の夜ぐらい、振り付けをほとんど覚えることができた頃くらいからは、「早く本番にならないかな〜」という感じでした。

どうやら、ステージにはワクワクや熱さが潜んでいるようです。


■今後のレッスンについて

というわけで、5歳の子供からのフィードバックをもとに色々と考えた昨夜でした。

これを受けて今後は、「発表会用の作品を作る前提で、レッスン内容を作る」という方針で行こうかと思います。

ここ数日間のnoteで、ユーザー・お客さんの感じ方について色々と書いてきました。それを受けてということもあり、「ステージに立てるワクワク感」「ステージにかける熱さをひき出す」というサービスづくりを、発表会前ではない普段のレッスンにおいてもやっていこうと思います。

素直に話してくれた5歳の生徒くん。ありがとう!!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!


#子どもに教えられたこと

この記事が参加している募集

#子どもに教えられたこと

32,688件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?