マガジンのカバー画像

読書

31
運営しているクリエイター

#戦争

「オルゴォル」身勝手な自傷行為からの脱却

概要

母親と東京に住む小学生のハヤトは、同じ団地のトンダじいさんから「一生に一度のお願い」を頼まれる。それは古いオルゴールを鹿児島に届けること。福知山線の事故現場、広島の原爆ドーム、父さんの再婚―出会うものすべてに価値観を揺さぶられながら、少年は旅を続ける。直木賞作家が紡ぐ心温まる成長物語。

====================================

人が己の人生に不満を持つと

もっとみる

万人を助けるための医療がウイルスで人類を脅かし、万人を殺すための核爆弾が全人類を救う

1945年8月6日。
75年前の今日、アメリカによって広島に原子爆弾が投下されました。
それから75年。
我々が原爆を語る時、極めて短絡的に
「戦争はよくない」「原爆は怖い」
という想いを自戒の念を込めて(自己憐憫ともいえるほどの)持つ。
ただ、既に明らかに勝敗の雌雄が決した後で落とした核爆弾は人体実験以外のなにものでもなく最も悲惨な「戦争犯罪」として我々は語り継いでいく必要がある。
日本の教育者

もっとみる