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【2日目】最後の休日

令和2年5月24日

4月9日から自宅待機を命じられ、一切の仕事がなく自宅での自粛を約1ヶ月と3週間ほどしていた私も、この日が最後の自宅での自粛となった。

当初は、この1ヶ月でやりたいことがたくさんあり、将来へのステップアップの期間にしようと決意し、ある意味大人の夏休みに突入しました。

みんなが遊んでいる間に、なにかを得てやろうと。

しかし。毎日感じることは、気がつけば夕方、気がつけば深夜、気がつけば朝という日の繰り返し。

できたことというと、

・新しい動画編集ソフトの導入と基本的な使い方をマスターしたこと。
・2本脚本を書き始めたこと。(なぜもっと進めれなかったのは情けない)
・友人に誘われたアニメーション動画の脚本とテロップ入れ。
・コント台本2ネタ(何をしてたんだ)
・歯の手術 

後は自身が所属するユニットの活動。

当初の思惑としては、この一ヶ月で次の仕事につながるように動画編集の技術を驚くべきほどに習得したかったが、明らかな怠慢によりそんなレベルではなかった。

ここからは切替えて。今ある武器で次に進まなければならなかった。

当時の私のスキルというものは、錆びついたピストルと手裏剣が2枚あるようなものだった。

翌日からは、1ヶ月でお払い箱になる職場に久しぶりの出勤だ。お世話になった人が全員4月でいなくなり、ちょうど新しい人間しかいない。気は楽だ。あえてしわくちゃのスーツで行ってやろうなどと謎の気持ちで、夕食にした。

前回の記事 
【1日目】検査結果
https://note.com/sin_jet1114/n/n64aa817adec5

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