延命的創作生活のススメ:①デタラメ詩作
今回は延命的創作生活を送るための方法である「デタラメ詩作」について具体的な内容と例を説明しようと思います。
延命的創作生活に関しては前回のnoteをご覧ください。
デタラメ詩作は延命的創作活動の中で最も簡単に創作の楽しみを味わえるものです。
必要なものは以下になりますので、気が向いたら試してみてください。
やり方
デタラメ詩作の方法は簡単です。
できるだけデタラメな内容になるようにタイトルと文を考え、「この辺で終わりにしよう」と思うまで書き続ける
言葉通りデタラメに詩を書いてみるのが良いのですが、あまりにも自由すぎると手がつけにくいと思いますので注意点や例について詳しく書いて行きます。
デタラメ詩作を行う時に私が気を付けていることは以下になります。
1. 意味を避ける(デタラメを心がける)
できるだけ意味が通らないように心がけてみてください。
よく目にするお決まりの文句が続かないようにすると良いと思います。
2. 期待を裏切る
「これが正しい方法だ」「こうしなければならない」と思ったらその気持ちの逆をしてみてください。
型にはまった表現を避けることで、予期せぬ解放感が得られます。
3. 自己満足を目指す
他人に見せるためではなく、自分自身の楽しみのために詩を作ることを心がけてください。どんなものができあがろうと自分が「良い」とか「楽しい」と思えばうまくいっています。
やり方の例
やり方の一例をお示しします。
それぞれの例を一個一個適用しても良いですし、組み合わせみても良いです。
自分が一番楽しく楽に言葉が出てくる方法を採用してください。
1. 予期せぬ言葉の組み合わせ
普段は一緒に使われない言葉を組み合わせてみてください。たとえば、「宇宙のアイスクリーム」とか「時計を食べる山」のようなイメージです。
「月を呑む魚」や「星空を歩く猫」など、通常は想像もしないようなイメージが出てくると良い調子です!
2. 形式の破壊
詩の形式にとらわれず、韻を踏まない、リズムを持たない、あるいは完全にランダムな構造を試してみてください。
逆に、韻を踏みすぎる。一定のリズムで書きすぎる。支離滅裂すぎる。
そういうものも良いかもしれません。
デタラメであって、楽しければそれがあなたの正解です!
3. 自動書記
慣れてきたら、思い浮かんだことをそのまま書き出してみてください。
この場合、編集や自己批判を一旦脇に置き、思いつくままに表現することが重要です。
心の赴くままに言葉を表現することで、意識の奥深くに潜むアイデアが現れるかもしれません。
作品例
ここまで方法について説明してきましたが、具体例がないとどうしたら良いのか分からない方もいらっしゃると思います。
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