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2023年10月31日

偶然目に入ったタイトルに惹かれ手に取った一冊。
偶然にも東日本大震災をテーマとした作品だった。
所謂“部外者”が被災者の方々の本音を引き出していく。そう端的に言うと“いかにも”な感じもするし、各章毎に震災に纏わる問題がテーマとなっている点を見てもフィクションらしさは確かにある。
しかしどこか本当はノンフィクションなんじゃないんだろうかと思ってしまうのは自分も“部外者”であるからだろうか。
子どもの目から見た震災というのも描かれた本著を読みながら、読みたい本リストに入れていたとある本を早く読まなければと思い出した。
(そして、星の輝く夜がくる / 真山仁)

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