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知って学んで「性」を楽しもう✌️ 性について語りあうインスタリレーライブ開催!

こんにちは、シムトのライティング担当はいどです。

2021年4月29日〜5月5日の毎日21:00〜22:00、シムトは『インスタリレーライブ「性について語りたい!」』と題し、5人のゲストをお招きして性について語りあう無料のライブ配信を行います。
開催場所はシムトの公式Instagramアカウント(@simuto_hiroshima。コメントしてもじっと見ていても、ラジオ感覚で聞いていても大丈夫なのでぜひご参加ください😉

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性の話ってしてはいけないこと?

「性」という言葉、ふとした瞬間に目にするとつい身構えてしまいますよね。
恥ずかしいし、なんだか汚い気がするし、人前で話すのは難しい。だけど性の話って実はとっても大事なこと!

例えば性を勉強することで人生の選択肢を増やすことができます。性別や好きな人、セックスの楽しみ方などは、一人ひとり違うもの。たくさんの話の中で自分にもしっくり来るものがあるかも? パートナーや周囲の人と対等な関係を作るためにも、自分や相手の性について知っておくことが大切です。

また幼少期から性について適切な内容を学んでおくことで性暴力や性的虐待を防ぐことができます。
シムトの代表キム・ソンファ(ソンちゃん)は小学校の6年生の頃まで父親にされたことを「愛」だと教えられていました。性的虐待という言葉を知ったのは、小学校6年生のときに受けた学校での性教育。「先生!じゃ、お母さんがぼくを触ってもセクハラなんですか〜?ハハハ」クラスメイトの男の子からの意地悪い質問に、先生は表情も変えずこう言いました。「そうです、それもセクハラや性暴力に当たります。実際に性暴力は親戚や家族などから受けることがとても多いです」ソンちゃんはその言葉に衝撃を受けて、しばらく席を立つことができませんでした。

▼ ソンちゃん(右)

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彼女は「自分がいい先生に出会って早く気づけたことは、本当に運がよかった」と語ります。だけど性教育をいつまでも運に任せることはできません。「運任せではなく、私たち自身の手で性について知る場を作っていきたい!」という思いから今回の企画が生まれました。

性について学ぶ「性教育」は、自分を守ることや相手を守ること、そして自分の性を楽しむことに大きく関わっています。

一緒に知って学んで性を楽しみたい。そんな思いからシムトは『インスタリレーライブ「性について語りたい!」』を開催します!

5人のゲストとシムトスタッフが生理・避妊・LGBTs・法律・日常のセックスなどさまざまな観点から性について語り合い、オープンに考えていく今回のイベント。大人から子どもまで、どんな性を持つ方もお気軽にお越しください!

イベント情報

【主催】性暴力・DV・虐待サバイバーを支援するコミュニティひろしま「シムト」
【場所】シムト公式 Instagram(@simuto_hiroshima
【日時】2021年4月29日(木)〜2021年5月5日(水)の毎日21:00〜22:00
【参加費】無料
【スケジュール】
・4月29日(木)「性教育って何?〜性教育の目的〜」
・4月30日(金)「知っておきたい生理・避妊・性病のこと」
・5月1日(土)『セックスのやり方って色々 / 話し合おう「男らしさ」「女らしさ」』
・5月2日(日)「性別って色々!/ 異性愛、同性愛…そして?」
・5月3日(月)「誰にでも平等ではない?! 日本の性暴力法律」
・5月4日(火)「実は黙っているだけ。被害者はまだいる〜セカンドレイプと#MeToo〜」
・5月5日(水)『「ごめん、今日はちょっと…」って言える?〜フェアなセックスのあり方〜』

【ゲストプロフィール】

◆ 美波(出演:4/29、4/30、5/1、5/5)

"性"とまっすぐ向き合うヨガインストラクター
秋田在住。『自分らしく生きる人が孤立しない社会』を目指し、ヨガと性教育を伝える。性教育YouTuberシオリーヌのオンラインサロンyottoko laboメンバー。

◆登地怜斗(出演:5/1)

広島人 29歳 FTM25歳で3度目の性別適合手術(陰茎形成手術)を受ける。
心のままにありのままに。やりたいことを全力で。を体現し続けながら旅する萬屋
自然空間デザイナー・漆喰造形、ペン字アーティスト、村づくりデザイナー(修行中)、時に百姓、大工、庭師、児童指導員etc...

◆ここいろhiroshima(出演:5/2)

共同代表:あっきー・さーちゃん
広島県を中心に、性で悩む子どもとその保護者のためのコミュニティスペースを運営している団体。啓発活動や出張授業にも力を入れている。

◆弁護士 福永智子(出演:5/3、5/4)

国連等での勤務経験を経て、広島にUターンし独立開業した女性弁護士。
自身の被害経験から、性被害者の支援に力を注ぐようになった。
性被害を取りまく司法の壁と日々対峙しながら、法律的な対応にとどまらない支援の在り方をも模索し続けている。

シムト代表・ソンちゃんより


イベントなどで私の過去の話をすると、多くの方が韓国の性教育について興味を持ってくれました。私が性被害に気づけたのは性教育のおかげ。だけど韓国の性教育はまだまだだと思います。なぜなら私はもうすでに性的虐待を受けたあとだったから。性教育は自分の意思を伝えるための勉強になるし、性暴力や性的虐待の防止にもなります。また性について自分の思考の選択肢を増やせるというのはとっても大切なこと。性、そして性教育は恥ずかしいものではなく、楽しいものだということを伝えたい!

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